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スポーツクラブの抱える、とある”困りごと”の解決方法とは

こんにちは、駐車場予約アプリ「akippa(あきっぱ)」広報の石川です。
この記事を開いていただきありがとうございます。

スポーツの試合日。
人が集まるのは良いけれど、試合開始間際に周辺道路が混雑したり、迷惑駐車が多発したりと、地域の社会問題つまり“困りごと”が発生しているというニュースを目にすることがよくあります。

記憶に新しいのは2018年11月、大分で開催された日本代表対ベネズエラ戦のサッカー親善試合での出来事。道路環境や天候など、さまざまな要因が重なったようですが選手が乗ったバスも大渋滞に巻き込まれ、選手が自らTwitterで呼びかけるほどの事態が発生しました。
サポーターの中には試合が見られなかった人も多くいたようです。

「バスを通して下さい」 森保J、渋滞で会場入り遅れる

https://www.asahi.com/articles/ASLCJ3HPHLCJUTQP00S.html

他にも、

交通渋滞で開会式遅れる/軟式野球

https://www.sanspo.com/baseball/news/20180824/hig18082417480008-n1.html

日本一高い?駐車料7000円の謎 苦肉の福岡市案 ヤフオクD隣接のマークイズ

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/490114/

というように、例をあげればキリがないほどです。

都心部に住んでいると「電車で行けばええやん!」と思いがちですが、地方では駅から少し離れたところにスタジアムがあることもしばしば。
もともと車社会の地域では、地域住民も車での移動が一般的。となると地域住民の生活にも影響を与えてしまいます。仮に渋滞がひどくて緊急車両が通れない、などの事態が発生したらそれこそ大惨事ですよね。

そこでスポーツのクラブチーム自身が、この交通課題に積極的に取り組むケースが増えています
クラブチームにとっては、多くのサポーターが応援に来てくれるのは嬉しいこと。サポーターにはより快適に過ごしてもらい、地域住民には迷惑にならないような環境作りが求められているようです。

さて、ここで問題です。
下の地図にあげた9チームの共通点は何でしょう??

正解は、、、
akippaと提携し、交通問題の解決に駐車場の観点から取り組ませていただいたスポーツのクラブチームです。
累計9チーム。次に提携が決まったら記念すべき10チーム目!!

★★スポーツクラブ関係者様からのご連絡、
お待ちしております!★★


一言に“提携”と言っても形態はさまざま。どういった取り組みをしているか、一部抜粋で説明します。

(1) 周辺の駐車場を一緒に開拓

akippaが初めて提携したスポーツクラブ、セレッソ大阪さまがこのタイプ。
比較的都心部にあるスタジアム周辺には大型の駐車場やスペースが少ないため、慢性的に駐車場が不足しています。
公共交通機関が便利な場所とはいえ、足が悪かったり小さな子供がいたり、車で来場したいニーズはあるのです。

V・ファーレン長崎様の本拠地トランス・コスモススタジアムの
障がい者専用駐車場にいただいたユーザーレビュー。嬉しい!

そんなサポーターさんのために、周辺の未契約の月極駐車場や空きスペースの開拓を、akippaと共同で進めていただいています。その結果、スタジアムの周辺には多くの駐車場が提供できるようになりました。試合日だけ貸し出すという選択もできるのがシェアリングサービスならでは。

15分30円〜予約もできるしお得やで!

(2) オフィシャル駐車場

V・ファーレン長崎さまがこのタイプ。
スタジアムが駅から遠い場所にあると、皆最寄りの駐車場の近くまで車で向かおうとします。そうなると避けられないのが交通渋滞
そこで、スタジアム最寄りの駐車場を数百台〜千台規模でオフィシャル駐車場として完全予約制にします。すると、予約できなかった方は公共交通機関を使ったり、少し離れた駐車場を使ったりと、必然的に別の方法をとるため、スタジアム周辺の交通量が減り渋滞が解消されるのです。
V・ファーレン長崎さまは、この取り組みにより4時間あった渋滞がなんとゼロになりました!
4時間て・・・試合終わってまうやん!

ちなみに、V・ファーレン長崎さま、予約制にした駐車場はもともと無料で解放していた場所。得られた収益は、駅からのシャトルバスや、歩道・商店街の整備に使われているそう。
地域に還元。スバラシイですね!!

クラブチームだけではなく行政を巻き込んで取り組んでいるのが名古屋グランパスさま。まだ実証実験の段階ですが、渋滞が地域の課題であることがよくわかりました。

また、先日プレスリリースを発表した茨城ロボッツさまは、水戸市が保有する新アリーナ「アダストリアみとアリーナ」には、施設のオープンと同時にakippaを導入していただきました!ちなみに、4月6日の開館試合にはakippa社員も応援に行く予定です♪

東京オフィスに登場した茨城ロボッツコーナー

(3) 駐車場開拓パートナー

地域に根ざしているスポーツチームは、本拠地周辺での認知度はかなり高く、地域事情に詳しいという強みがあります。
試合時に限らず恒常的な駐車場問題の解決のため、パートナーとしてakippa駐車場の開拓を進めていただくのがこの駐車場開拓パートナー。ツエーゲン金沢さまがこのタイプです。
地域のニーズがわかっているからこそ、地域経済の発展に繋げられるような駐車場開拓をサポートしてくださっています。ありがとうございます。

(4) 相互に送客

せっかくakippaでの駐車場予約の仕組みを導入していただいても、サポーターへの認知が広まらないと使ってもらえず、課題も解決できません。そのため、多くのクラブチームは積極的にakippaの告知をしてくださります。
セレッソ大阪さまのイベントや試合時にブースを出させていただいたり、V・ファーレン長崎さまの試合時にうちわを配らせていただいたり、、、
一人でも多くの車での来場者に知ってもらえるよう努力を続けております。

逆に、akippaが、akippaユーザーさんに対して試合のチケットをキャンペーン価格で販売させていただくこともあります。過去に試合に行ったことがある方はもちろん、生の試合を見たことがない方もスタジアムへ行く動機付けになればと思い相互に協力をしています。
スタジアムでのスポーツ観戦、やはり楽しいですからね!!

セレッソ大阪のファン感謝デーで実施した駐-1グランプリ

家族とも友人とでも楽しめるスポーツ観戦。
akippaは、あなたの“観たい”をモビリティでつないでいきます!

石川 絢子

広報

慶應義塾大学卒業後、インターネット広告代理店、グリーを経て2018年4月にakippaへ入社。グリー時代は新規事業立ち上げや管理系業務、広報など幅広く担当したが、現在akippaでは広報マネージャーを担当。
趣味は旅行で年間3回海外に行くことを目標にしている。