
こんにちは。広報の森村です。
今年で2度目の開催となった「ジゴロック2025~大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL~supported by ニカソー」(以下、ジゴロック)。
アキッパは昨年同様、公式駐車場運営を担当し、無事イベントを終えることができました。
昨年のレポートはこちら▼
そしてアキッパでは今年からフェス関係者専用の駐車場運営も担当しておりました
今回は、関係者専用駐車場の運営について実際のところどうだったのか、ジゴロックをご担当された株式会社テレビ大分の神矢さんに、弊社の大塚がお話を伺いました。

大塚
インタビュー、よろしくお願いします!
第2回目となる今回もアキッパでの公式駐車場運営を任せてくださりありがとうございます。
去年に引き続き、アキッパを選んでいただいた理由はなんでしょうか。
昨年が初開催となったジゴロックでは、イベント時の駐車場運営のノウハウがないため不安を抱えている部分がありました。
そんななかアキッパさんに委託したことで問題なく駐車場が運営でき、今年もお願いしたいと思いました。

神矢

大塚
ありがとうございます。
昨年のアキッパ駐車場運営で、お役に立てたところがあれば教えていただきたいです。
駐車券の予約販売はもちろん、当日の運営までお手伝いいただけたのは本当に魅力的でした。
現地スタッフや警備員の方との連携なども担っていただけたので、現場で動いている社員も非常に助かったと思います。

神矢

大塚
現場ではどのような声が挙がっていましたか?
昨年は来場者用の駐車場運営はうまくいったものの、アーティストの方や各種業者さん、運営スタッフさんなど関係者専用駐車場の課題は挙がっていました。
初開催ということもあり、対応が追いつかずアキッパさんでの関係者専用駐車場の運営が実現ができませんでした。
そのため、今年はアキッパさんに関係者専用も含めてスムーズに対応いただけてよかったです。

神矢


大塚
弊社としても、関係者専用駐車場の運営は今回が初めての取り組みでしたが、大きなトラブルもなく無事にやり遂げることができ、ほっとしています。
昨年、ジゴロックの運営プロデューサーである矢澤さんへのインタビューでもお話を伺いましたが、そもそも関係者専用駐車場の運営には、どのような課題があったのでしょうか?
「管理」と「作業」この2つの手間が大きかったですね。
例えば「1社につき車両2台まで」とあらかじめルールを決めていても、あとから「5台にしてもらえませんか?」といったイレギュラーな依頼が来ることもありました。
また、関係者専用駐車場は場所や入庫ルートがわかりづらく、駐車券に加えてルート図も一緒に印刷・配布する必要があり、その対応にも手がかかりました。

神矢
今年はアキッパさんの駐車場ページのURLを共有するだけだったため、すごくスムーズでした。

神矢

来場者や関係者をそれぞれスムーズに案内できるように
現地で使用する各駐車場券のチェック用資料も作成。

大塚
そう言っていただけて嬉しいです。
駐車券を印刷いただく際に、裏面にルート地図も印刷できるようにしておくとさらにわかりやすいかもしれないですね。来年に向けてさらによくしていきたいです。
実際に利用いただいた関係者の方の反応はどうでしたか?
今年初の取り組みとなったので、運営するなかで現場との摩擦はありました。
一台ずつ登録するのは手間がかかるという声もいただきました。
ただ開催年数を重ねれば慣れてくるものだと思っています。
関係者の方に納得していただけるように運営を進めたいですね!

神矢

大塚
そうですね。
例えば、会社単位で車両情報を何台も登録できるようにするなど、より良い運営方法を考えたいですね。
関係者専用駐車場だけではなく、駐車場運営全体の手間がかからないのは本当にありがたいです。
特に台数をアキッパのサイト内で管理できるのはめちゃくちゃよかったと感じています。
個人情報になるのでExcelなどの管理だと気を使いますが、システム内で管理・集約できるのはアキッパさんの強みだと思います。

神矢
情報管理はサービス上で完結するのはもちろん、先ほどの話と重複しますがリアルの現場にもアキッパさんがいて駐車場運営を率先してやってくれるのは本当に助かりました。

神矢


大塚
ありがとうございます!
今後アキッパに期待することがあれば教えてください。
アキッパは個人宅の駐車場も登録できますよね?
ジゴロックでも周辺の駐車場活用が進むと嬉しいな、と思いました。

神矢

大塚
地元の方にも駐車場を貸し出していただくと地域の経済循環につながったり、地域全体で「フェスを盛り上げよう」という温度感がさらに高まったりする気はしています!
来年はそのような呼びかけをしてもいいかもしれませんね。
いいですね。
あとは、パークアンドバスライドでの駐車場運営もできたらいいなと思いました。
現状、ジゴロックのシャトルバスは大分駅発のみとなっていて、時間帯によっては利用者で溢れてしまうこともあります。
例えば、県内の方には会場近くの駐車場よりも安価な駐車場を用意し、そこから会場までシャトルバスでアクセスしてもらうなど、バスの発着ポイントを複数設けることができれば混雑の分散にもつながるのではと感じています。
今後フェスがさらに大規模になっていくようであれば、そうした取り組みも視野に入れていきたいですね。

神矢

大塚
実は他の自治体さんのイベントでパークアンドバスライドでの運営を企画中です!
5月1日にリリースした音楽ライブチケットサービス「エンチケ」の採用も決定しているイベントです。ジゴロックでも、今後エンチケも含めて新たな連携も検討していければと思っています。
最後に今年の運営のなかで印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

具体的なエピソードではないのですが、アキッパさんの現場対応を見ていて「いい意味でルールを変えてくれている」と感じていました。
運営ルールはあらかじめ決めていますが、現場の状況に合わせて臨機応変に対応してイレギュラーなことでも受け止めてくれている感があり、こちらとしてはすごく安心します。

神矢

大塚
矢澤さんや神矢さんに大きな役割を持たせていただいているので「駐車場の責任者として何が最善か?」を軸に取り組むようにしています。
今後も一緒にフェスを盛り上げていけるようがんばります!
いかがでしたでしょうか?
アキッパでは全国のイベントと連携し、駐車場という視点からイベント運営を支えています。今後も、多くの方にとってスムーズで快適な“スマート駐車体験”を提供できるよう、より良い取り組みを重ねてまいります。

大塚 康広
総合プロデューサー
2017年アキッパ入社、エンタープライズ営業マネージャーなどを歴任し現在はイベント、プロスポーツクラブ自治体連携を担当。全国各地で交通課題改善に取り組んでいる。野外フェスや花火大会など大型イベント駐車場マネジメントのパイオニア。