こんにちは、広報の石川です。
今日3月25日は「電気記念日」ということをご存知でしたか?
一般社団法人日本電気協会によると、1878年(明治11年)3月25日に、日本で初めて公の場で電灯の点灯に成功したことを記念して1927年(昭和2年)に制定されたそうです。
初めて電灯が点灯してから135年後の2013年、弊社代表の金谷は自宅が停電になった際に「電気のように”なくてはならぬ”サービスを作りたい」と考え、会社の経営理念を「”なくてはならぬ”をつくる」と制定、後にakippaのサービスが生まれることになりました。
停電と言っているものの実際は電気代の支払いを忘れていて一時的に停止してしまっていたのですが、テレビがつかなければ携帯の充電もできず、当時の金谷は相当困ったそうです。
わずか100年強で電気はそれだけ私たちの生活に欠かせない存在になりました。
そんな電気ですが、駐車場においても”なくてはならぬ”存在になりつつあります。
そこで今回は「駐車場と電気」について簡単にまとめてみたいと思います。
電気自動車にとって、駐車場は”なくてはならぬ”存在に
世界的な温暖化を背景に、世界各国でSDGsへの取り組みが活発化しています。2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しました。
重点施策として8個の対策を掲げていますが、その一つに「ゼロカーボン・ドライブ(略称:ゼロドラ)」というものがあります。
環境省のホームページによると、ゼロドラとは『太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使って発電した電力(再エネ電力)、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)を活用した走行時のCO2排出量がゼロのドライブです』。
このような背景を受け、大手自動車メーカー各社はEV車、FCV車の開発に乗り出し、高い目標を掲げられています。いわずもがな、そんなEV車の普及に欠かせないのが「充電スポット」です。
論理的には約30キロごとに充電器が設置されていれば電欠は起きないとされているようですが、どこにでも充電器を置けるわけではなく、当然車が駐車できるスペースと電源が必要になります。
そんな時に役立つのが、駐車場です。
最近では商業施設の大型駐車場や高速道路のサービスエリアなどではEV充電スペースを見ることも多く、また都心部を中心にマンションの駐車場にもEV充電設備を設置するというニュースを目にする機会も増えてきました。
自家用車は大半の時間、駐車しているといいます。
それはガソリン車からEV車に変わったとしても変わらないと思います。
自宅の車庫で駐車している時に充電されているのはもちろん便利ですが、外出先で駐車している間に車が充電されていたら、電欠の不安が解消されるのはもちろん時間の節約にもなり一石二鳥ですよね。
たとえば、マイカー通勤をして仕事中に駐車しているだけでフル充電されていたり、家族でお出かけして1日遊んで駐車場に戻ったら車もフル充電されていたら理想的ではないですか?
もし、全国に3万件以上あるakippaの予約できる駐車場全てで充電ができるようになったら、、、相当便利ですね!
このモデルが実現したら、akippaオーナーさんにとっても駐車場代+充電代のような形で収益源としてもらえるので、ドライバーさんにとってもオーナーさんにとってもWin-Winになります。
実際には充電設備が高価だったり、電気をシェアする仕組みがなかったりとまだまだ実現には時間はかかりそうですが、数年後には実現するかもしれません。
このように、電気自動車にとって駐車場は”なくてはならぬ”存在となり、駐車場にとっても電気が”なくてはならぬ”存在になりそうです!
akippaで充電できる駐車場
充電の利用予約はできませんが、先着順で充電設備を利用可能なakippa駐車場もあります!
たとえば
大阪の「なんばパークス駐車場」
https://www.akippa.com/parking/d6d76f5768645863707e0a7989b87a34
東京の「パレスサイドビル駐車場」
https://www.akippa.com/parking/01c72836a5f42c794caae58505c02bdd
では、現地の状況次第で充電設備をご利用いただけます。
まだ多くはありませんが、今後もこのようなスペースの貸し出しを増やしていきたいと考えています!
また、充電可能な駐車スペースをお持ちの方がもしいらっしゃれば、空いている時間だけでもakippaでの貸し出しをご検討ください!(充電設備がない駐車場オーナーさまも大歓迎です!)
akippaへの駐車場貸し出しについてはこちら▼
https://www.akippa.com/owner
石川 絢子
広報
慶應義塾大学卒業後、インターネット広告代理店、グリーを経て2018年4月にakippaへ入社。グリー時代は新規事業立ち上げや管理系業務、広報など幅広く担当したが、現在akippaでは広報マネージャーを担当。
趣味は旅行で年間3回海外に行くことを目標にしている。