こんにちは。
広報の森村です。
本日1月17日は、25年前阪神・淡路大震災が発生した日です。
当時被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
25年前の今日、国内史上初となる震度7の地震が兵庫の地を襲いました。
私は生まれも育ちも兵庫県です。兄が地震の揺れでベッドから転落したり、親戚の家が傾くなど、その地震の恐ろしさを肌身で感じていました。
それから現在に至るまで、豪雨や地震などの自然災害が全国で何度か発生しています。
akippaでは災害時に「困りごと解決企業」として、様々な取り組みを実施し、ささやかながら被災地支援を行っておりました。
詳細はこちら▼
今回は、阪神・淡路大震災を知らない世代が増えてきているなか、25年前の阪神・淡路大震災を風化させることなく、忘れずに次の世代に伝え続けていきたいという思いを込めて、前回紹介できなかった災害復興支援の取り組みの裏話と、2019年の取り組みをご紹介できればと思います。
■2018年6月18日 大阪北部地震
akippaで初となる取り組みとなったのが大阪北部地震でした。
実施したのは通称「10円駐車場」です。
自宅や借りている月極駐車場が地震による破損で使えない被災者に対して、避難場所周辺のakippa駐車場(その数なんと193箇所)を10円で提供するという取り組みです。
皆さんも思っていることでしょう。なぜ10円なのか?と。
《裏話》
実はakippaのシステム上、0円という駐車場の値段設定ができない仕様となっており、本当は無償で提供をしたいところ、より早く支援するために泣く泣く10円(akippaで設定できる最安値)とさせていただきました。
(もちろんご協力いただきましたオーナーさまには、通常通りの金額をお支払いしています)
後日ユーザーレビューにもこのような投稿が。少しでも被災者の力になれて本当によかったです。
いつも、主人に会いに行く時 利用させていただいてます。
今回は帰宅日に大阪北部地震に遭遇してしまい、車の有難さ 痛感しました。
飛行機も二時間余り遅れて到着し、帰路はかなりの渋滞にあいましたが、akippaさんのお陰で 何とか 家にたどり着きました。ありがとうございました!
被害に遭われた方々に お見舞い申し上げます。
詳細はこちら▼
大阪北部地震被害者向けに提携駐車場を10円で提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000016205.html
■2018年7月 西日本豪雨
大阪北部地震から約1ヶ月後、西日本豪雨が発生しました。
「スポーツ観戦を通して多くの人に元気になっていただきたい」という思いから、広島県・岡山県のスタジアム周辺の駐車場を10円で提供いたしました。
《裏話》
駐車場提供を通じて、提供できることは「便利さ」だけではありません。
akippaでは人と人、体験との出会いも提供していきたいと考えています。
この取り組みでは、被災者の方がスポーツ観戦に行くことで多くの人や体験と出会い、元気になっていただきたいという思いはもちろん、被災者以外の方がスポーツ観戦を通して被災地に出向くことで被災地全体を盛り上げ、元気付けるような取り組みにしたいという思いも込められています。
(10円で提供した駐車場は全て安全確認が取れた場所になります)
詳細はこちら▼
akippa、西日本豪雨復興支援にて、スタジアム周辺駐車場を10円で提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000016205.html
■2018年9月 台風21号・北海道地震
9月には台風21号と北海道地震が続けて発生しました。
akippaでは被災地の復興を願い、社内はもちろんイベントでの募金活動を実施しました。
《裏話》
2018年10月6日に長居スタジアムで行われた「大阪ダービー」での ブース出展の際にも募金箱を設置させていただきました。
被災地を思い、ブースに足を運んだ多くのサポーターの方々が募金をしてくださいました。
詳細はこちら▼
akippa、平成30年台風21号および北海道地震 支援募金に関するお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000016205.html
■2019年10月 台風19号
復興支援を目的に、被災地を訪れるボランティアの方々がakippa駐車場を無償で使えるクーポンの配布を企画し、この取り組みにご協力いただけるボランティアセンターの募集をしました。
《裏話》
台風による水や雨漏りに加え、台風が過ぎ去った後も大雨が発生するなど長期化した被災者の避難生活。それに伴い、全国からは連日ボランティアの方が被災地に集まり、活動を続けておられました。
しかし遠方から来られたボランティアの方は、どこに駐車場があるのかもわからない状態で、不安を抱えつつ現地に向かうことになります。この取り組みは実際にボランティアに車で参加した方の声をもとに実施しました。
akippa駐車場をボランティアの方に無償で提供し、事前に駐車場の位置を確認して予約していただくことで、少しでも現地での不安を解消できればという思いがありました。
詳細はこちら▼
akippa、台風19号のボランティア向けに駐車場の無償貸し出しを決定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000016205.html
新たな年が始まり、半月が経過しました。
自然災害は起きないに越したことは無いですが、ここ日本においては常に起きる可能性があります。
発生後だけでなく防災・減災も意識して、例えば避難経路を確認しておく、災害時に使えるサービスを調べ会員登録しておくなどといった事前の備えも必要なのかもしれません。
そしてakippaでは、この先も災害が発生しないことを切に願うことはもちろん、阪神・淡路大震災をはじめとする過去の災害を忘れることなく、人々の困りごとを解決し続ける企業であり続けたいと思います。
森村 優香
広報
2013年4月に新卒3期生として入社。営業職で入社するも初日に「広報やってみないか」と代表の金谷に言われ断れず、以降ずっと広報を担当。特に関西では金髪広報として有名。
お酒が大好きだが、意外と23時には寝ていたいタイプ。全国の地酒制覇を目指し、47都道府県への旅行を計画中。