こんにちは、広報の石川です。
akippaは、2019年10月にSOMPOホールディングスさまと資本業務提携をしました。
以降、保険代理店さまがakippaのパートナー(代理店)となり、保険のお客様などに駐車場の貸し出しを進めていただく取り組みをしています。
現在、全国でSOMPOホールディングスの保険代理店さまを含め400事業者以上がakippaパートナーとして活動しており、4月からはDeNA SOMPO Carlife社が総代理店となりakippa事業を担う代理店の募集を行う取り組みを全国に拡大し、さらに増えていく予定です。
今回は、晴れてakippaパートナーとなっていただいた保険代理店である株式会社いけしん保険エージェンシー 代表の池原社長にインタビューしました!
石川
今日はどうぞよろしくお願いいたします。
まずはじめに、御社の事業内容について教えていただけますか?
弊社は、東京都北区にオフィスを構える保険代理店です。
損害保険は損保ジャパンの専属代理店で、生命保険は損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険と業務提携している第一生命保険の2社を扱っています。
個人のお客様も多いのですが、法人にも強いのは特長です。
弊社は社員の平均年齢が38才なのですが、一般的な保険代理店に比べるとかなり若いので、フットワークが軽く、顧客層も若いですね。
池原
社長
石川
ありがとうございます。保険代理店さまへの取材が初めてなので新鮮です笑。
ではここからakippaの話に移らせていただきます。
akippaのパートナーになっていただいたのはいつ頃からですか?
昨年11月に説明会(※)に参加し、12月初旬には契約しました。
※akippaが保険代理店さま向けに開催し、パートナー制度についてご説明する説明会
池原
社長
石川
だいぶ早い時期から!しかも即決していただいた感じですね。ありがとうございます。
説明会の参加と、パートナー契約という2ステップを踏んでいただいた形ですが、akippaのパートナーとなっていただいた理由を教えていただけますか?
大きく2つありますが、まずakippaのサービス立ち上げた時からの『困りごとを解決する』という考えは人の心を動かしますよね。社会貢献的な考えで、それを聞いて我々も頑張ってみようかなと思いました。こちらにも収益が入りますし。
もう一つは、既存商品との親和性です。
弊社では以前からカーリースの『SOMPOで乗ーる』と個人間カーシェアの『Anyca』も取り扱っているのですが、いずれも乗らない時間に車をシェアするサービスです。そこに駐車場も貸し出せるサービスがあれば運用がしやすいのではないかと考えていました。実は提携を発表される前から、次はakippaがくるんじゃないかということは予想していたんです。そうしたら本当に来ました笑。なので、SOMPOホールディングスと提携していなかったとしても、akippaをやっていたと思います笑。
あとはやってみて様子見る感じですが、ある程度はうまくいくのではないかなと思いますね。
ただ、弊社の場合、顧客数に比べると駐車場がない家が多いんですよね。
全社員にメジャーを買って資料も持ち歩くようにしていて、いつでも提案できる状態なのですが、駐車場がないことが多いので提案数自体はまだ少ないです。
時間はかかってしまいますが、ある程度うまくいくと思いますよ!
池原
社長
石川
実際、パートナーになっていただいてからは、お客様にはどのように提案をしていただいていますか?
現在準備中のものも含めて、3つあります。
1つは、保険の満期の時にお客様との接点があるので「こういうサービスがありますけどいかがですか?」と提案しています。
2つ目は、郵送です。一軒家のお客様には他の案内と合わせてakippaのチラシなどを郵送しようかと準備しています。全てが訪問ではなくて郵送で更新するお客様もいるので、そういう方に向けた施策ですね。
3つ目は、テレアポです。これも今日akippaさんに半日レクチャーしてもらいながら始めたところではありますが、これが一番効果が高そうです。利用者のニーズの高そうなエリアから順番に電話をするようにしているので。オーナーとなる保険のお客様にも収益になりますしね。
池原
社長
石川
あらゆる手法で進めていただき、ありがとうございます。
実際にご提案していただいて、お客様の反応はいかがですか?
まだ始めたばかりで件数が少ないところではありますが、反応は良いのではないかと思います。空いているスペースで収入が得られるから、それは良いですよね。家の構造によってはシャッターや門があるので、なかには家の敷地に入ってくるのを嫌がる方はいるかもしれないですが、テレアポしてもいわゆる営業ではないので反応が悪いわけがないですね。
池原
社長
石川
たしかにそうですね笑。
すでに1件の駐車場の掲載が開始しています。こちらはどのようにご提案いただいたのですか?
以前から知っているお客様にちょうど火災保険の更新と車検でお伺いすることがあったので、そのタイミングでakippaが始まった旨を案内しました。 信頼してもらっているお客様なので、損しないならやってみよう、という形で始まりました。
池原
社長
石川
嬉しいです!
聞きにくい質問ではあるのですが、、、課題や、懸念点はありますか?
そうですね、、、
社員もお客様からの問い合わせに対してすぐ説明できるようになると良いのですが、まだ慣れていないので、これから実績を作りながら覚えていけたら良いかなとは思います。時間があればできると思うので今後ですね。
あとお客様からは「不測の事態がおきた時にどうなるのか?」と不安な声は聞きます。たとえば、時間を超えて駐車していた場合にはどうするのか、などですね。「日本人はそんなことしません!」と回答しましたけれど笑。そのあたり不安だと言われることはありますね。
私たちもお客様の質問を想定して先に伝えられれば良いのですが、まだそこまでできていないので、今後の改善できる点ですね。
池原
社長
石川
akippaにも直接そういった問い合わせはいただきますが、会員制を取っているのでユーザーさんの質が良いんですよね。実際そういった超過利用はゼロではないですが、非常に少ないです。電話番号やカード情報も登録いただいているのが抑制になっているかもしれません。
やはり性善説ですね笑。
でもお客さんからしたら、うちの営業マンの顔を知っているから何かあっても言いやすいですよね笑。我々としてもアフターフォローができるのは安心です。
池原
社長
石川
はい笑。
akippaとしては、御社にもご迷惑おかけしないようにサービスを作っていかないといけないですね。
では最後に、これからakippaとのパートナー契約を考えている保険代理店さんに向けて一言いただけますか?
競合になるので難しいところではありますが、、苦笑
akippaがきっかけで他の保険の契約をもらえることもあり得るので、目先のお金だけではなく長い目で見てお客さんとの接点を継続できる意味でも、保険代理店がやるべき仕事の一つとして持っていても良いのではないかなと思います。
池原
社長
石川
池原社長、お忙しい中ありがとうございました!
最後に、この代理店さんを担当するSV橋浦から一言。
いけしん保険エージェンシーさまは、保険契約でのオーナーとの関係性を最大限活かして提案や商談を行っている点と、活動内容を独自に工夫して効率的に取り組んでいらっしゃる点が印象的です。
「お客さまへのコンサルティングの武器の一つ」としてこれからも広くお客さまへ提案していきましょう!
実は、この原稿を書き終えたあと、池原社長から「テレアポから駐車場の契約ができ、さらには新規の保険の話にもつながった」というご連絡をいただきました!インタビューに伺ってからわずか数日後の出来事に驚きを隠せませんが、akippaが本業にも貢献できるのは嬉しい限りです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
石川 絢子
広報
慶應義塾大学卒業後、インターネット広告代理店、グリーを経て2018年4月にakippaへ入社。グリー時代は新規事業立ち上げや管理系業務、広報など幅広く担当したが、現在akippaでは広報マネージャーを担当。
趣味は旅行で年間3回海外に行くことを目標にしている。