こんにちは、広報の石川です。
akippaでは、9月15日に全従業員が集まる『akippa PARK UP』(旧:akippa Meeet Day)が開かれました。
そのコンテンツの一つとして、今年7月から新しくなったakippaの新しいバリューとホスピタリティカルチャーについて、どういうケースが該当するかなど具体的なシーンについて社内メンバーによるパネルディスカッションが行われました。
パネリストには代表の金谷、取締役の小林の2名、モデレーターとして柿本が登壇しました。
バリュー
■常に全力でやりきる / ALWAYS GO BEYOND
ーどういう行動が『常に全力でやりきる』ですか?
金谷
例えば、チャットで共有するイベント情報(※)の投稿は、1円でも売上を増やしたい思いで、イベントの規模や値付けを担当するチームにとって必要な情報かどうかを吟味した上で共有しています。目標達成に向けてできることをすべてやることが大切だと考えています。
※akippaではイベントごとにダイナミックプライシングで価格を調整しているため、日々イベント情報を追っています。
ールーティン業務では『常に全力でやりきる』は難しいのではないでしょうか?
小林
ベンチャーでは変わらないことがリスクだと思っているので「これまでがそうだったから」というように漫然と仕事をするのではなく、ルーティン作業の中でも変えられるところは変えていくマインドでいて欲しいです。
■広い視野を持って判断する / BE MORE INSIGHTFULL
ー「広い視野を持って判断する」とはどういうことでしょうか?
小林
「困りごと」がチーム、会社のものなのか?それとも、ユーザーさんや社会のものなのか?によって、適切な視点が変わるので、しっかりと課題を捉えて、どう向き合えば良いかを考えることだと思っています。
金谷
起業家のような視座と判断を持つことかなと思います。
マーク・ザッカーバーグ氏はFacebookからMetaに社名変更をしメタバースに注力すると言っていますが、akippaはリアルで会う文化を残したいと考えています。Metaにチャレンジして勝ちたいです。
ー広い視野を持つためにはどうしたら良いのでしょうか?
金谷
例えばTEDやICCなどのカンファレンスの動画を見て、世界の状況を知ることで社会のために何がしたいか見えてくると思います。
小林
私はポッドキャストで情報収集をし、発見があったら金谷さんに共有しています。
また、日々の勝手な思い込みをやめて、数字や事実に基づいて判断することが第一歩になるかなと思います。
■すべてを自分事として行動する / TAKE OWNERSHIP
ー『すべてを自分事として行動する』とはどういうことでしょうか?
金谷
たとえば、営業チームの朝会で渡邊さんが課題感を共有したことを発端にチーム内外で連携したというのは良い事例です。
気づいた課題にチームを巻き込んで成果に繋げた点は、チームの勝利、組織の勝利を目指せていてとても良いと思います。
小林
akippaを「自分の会社」と思えているかどうかかなと思います。会社の規模が大きくなると「雇われているうちの一人」と思ってしまうので、そうならないで欲しいですね。
ホスピタリティ・カルチャー
■相互尊敬 / RESPECT
ー『相互尊敬』ができる人の事例を教えてください。
金谷
杉村さんの「数値化へのこだわり」ですね。自分は細かく数値を見ることが苦手なので、得意な人がやっていることへの安心感があります。
ー尊敬する点は本人に伝えていますか?
金谷
言う時もあります。
言うと人は喜ぶし、自信にもなるのではないでしょうか。
ー『相互尊敬』をするためにはどうしたら良いでしょうか?
小林
自分のことを棚にあげて短所に目を背けがちなので、そうならないことが大事かなと思います。
■謙虚さ / OPENNESS
ー謙虚に受け入れるマインドはどうしたらできますか?
小林
スタートアップでは新しいチャレンジが多いですが、新しい取り組みに失敗はつきものです。
失敗はしない方がよいものの、失敗が自分自身やチームの成長になるので、失敗しないためにチャレンジしないよりも、失敗の原因をチームや組織で共有した方が価値が高いので積極的にリスクを取りに行って欲しいです。
金谷
登壇などでも、個人的な話や失敗談の方が共感を得やすいため、失敗こそさらけ出すとファンになってもらいやすいと思うんです。
イチローさんも村上宗隆選手も打率が高いと評価されていますが、3割5分で半分以上失敗しているんです。失敗がある中でも大事なところで打つ(成功する)ため記憶に残っているのだと思います。
■性善説 / TRUST
ー『性善説』について詳しく教えてください。
小林
心理的安全性が高い組織は効果性が高いとGoogleなどで推奨されています。
「こんなこと聞いたらアホと思われるかな」と思うことも言える状況を作っていって欲しいです。
ー『性善説』とはどういう行動ですか?
金谷
従業員のことを心の底から信じることで、極端な話、従業員が悪事を行っても本人の言動を信じたいと思っています。経営者としてはリスクマネジメントですべての可能性を考えなくてはならないですが、心の底ではその人の言葉を信じたいです。
質疑応答
ー会議室の名前が変わっていないのはなぜですか?
金谷
前回の反省で、会議室の名前にすれば良いというものではないと思っていて、もっと本質に迫る取り組みとして評価制度に組み込みました。
小林
日々の行動の中から浸透させたいので、評価制度の他、このようなセッションも実施していきたいと思います。
ーバリューとホスピタリティ・カルチャー、社内でもっとも体現していると思う人は誰ですか?
小林
金谷さんの行動をアウトプットしたので、私は金谷さんが最も近いと思っています。
金谷
難しいですが、日頃から接点の多いPRチームは謙虚だと思います。
社内外とのやりとりでも、相手へのGIVEができていると思います。
ー得意・不得意があると思いますが、評価の際にはバランスはどう見られるのでしょうか?
小林
評価で見ると、全ての項目をジョブグレードごとにそれぞれに設定しているので優劣はありません。どういう行動で発揮するかに関しては、各自目標を設定してもらっているので、自分らしく発揮できるところをマネージャーと話して決めて欲しいです。
簡単ではありますが、akippaのバリュー・カルチャーに関する社内トークセッションの様子をまとめてみました!
そんなakippaでは現在、採用活動を行っております。
「バリュー」と「ホスピタリティ・カルチャー」に共感し、一緒にakippaのサービスを作ってみたいと思う方からのご応募、お待ちしております!
採用情報
■akippaの採用情報サイト
https://career.akippa.co.jp/
■現在募集中の職種(22年10月現在)
Productグループ
・エンジニアリングマネージャー
・サーバーサイドエンジニア
・iOSエンジニア
・UI/UXデザイナー
Customer Support
・カスタマーサポート / リーダー候補
金谷 元気
代表取締役社長 CEO
1984年、大阪府生まれ。高校卒業後はJリーガーをめざし関西リーグなどでプレー。引退後から2年間は上場企業で営業を経験し、2009年2月に24歳で創業。2011年、株式会社へ組織変更し代表取締役に就任。
小林 寛之
取締役
大学院在学中に公認会計士試験に合格。修士課程を修了後、大手監査法人にて監査業務に従事。その後、国内証券会社系のプライベートエクイティファンドにおいて、電子機器メーカー、外食企業等のバイアウト投資およびその後のハンズオンでの経営改革を経験。2014年に株式会社トリドールへ入社し、執行役員、取締役を歴任。2020年7月にakippaに入社し、執行役員兼経営企画室長、取締役を歴任。そのマルチさは仕事だけに限らず、運動、食、旅行など趣味もマルチ。