こんにちは!「akippa (あきっぱ)」の広報担当森村です。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
あなたが思っている数百倍、感謝を実はしています。
さて、ここで皆さまに秘密を打ち明けます。実は私、前世の記憶があります。ちなみに猫でした。
はい、嘘ですね。
冒頭から雑ですみません。
なぜ嘘をついたのかといいますと、akippaが4月に実施したエイプリルフール企画についての記事を書きたかったからなのです。
ちなみに、昨年は駐にゃ場 をオープン!猫にとって“にゃくてはならぬ”存在を目指しておりました。
そして今年は、宇宙初!宇宙空間に「4D PARKING」をオープン!という企画。
なんとLPまで制作していただき、GIGAZINEさまやガジェット通信さま、意外なところで商業界さまなどで、ご紹介いただくことができました。
制作したのは弊社デザイナーの水谷と西田。
お二人からエイプリルフールのLP制作について、いろいろ聞いちゃおうと思います!
インパクトはもちろんサービスの良さが伝わるLPに
森村:
はじめに、水谷には前回のインタビューで伺ったのですが、担当している業務内容を教えてください。
西田:
今年2月の入社当初は主にコーポレート関連の業務に携わる予定でしたが、現在はアプリのUIデザインをメインで担当しています。
森村:
そうなんですね。リリースされるのが楽しみです!
早速ですが、エイプリルフールのLP制作についてお伺いします。
今回、LPのコーディングを水谷、全体の流れや文言を西田が担当したと思うのですが、それぞれ一番こだわったところを教えてください。
水谷:
スクロールしたら奥から文言がでてくる「3Dスクロール」ですね。
昔から実装する知識はあったのですが、これまで活用するタイミングがありませんでした。
今回、活用する機会ができてよかったです。
森村:
前から知識があったとのことですが、「3Dスクロール」に興味を持ったルーツは何ですか?
水谷:
強いて言うなら、くら寿司さまの採用サイトですね。
パララックスという、一定のスクロールをしたらセクションがでてくるWebデザインの手法も同様に取り入れています。
単純なスクロールにしない、それが一番こだわったところですね。
西田:
LPの内容も同様に、くら寿司さまの採用サイトを参考にしています。
一見、ぶっ飛んでいるように見えるけど、きちんとサービスの長所が伝わってくるようなものになるように意識しました。
「どこがやねん」って感じかもしれないですが笑
森村:
いやいや、確かに「宇宙規模で駐車場の貸し出しをしていきたい」という広大さが伝わってきました。
西田:
そうですね。
あとは「拠点数が多い」というのが伝わるような内容を心がけました。
お互いの得意分野を活かし認め合えるデザイナーチーム
森村:
では続いて、一番大変だったところを教えてください。
西田:
LPの内容と離れてしまいますが、
3月後半に子ども達がロタウイルス感染症にかかった影響で、看病のために作業時間が確保できず、最終的には水谷にほぼ丸投げになってしまい、申し訳なかったです。
個人的には、レイアウトをもう少し詰められたらよかったと思っています。
森村:
月末のお忙しいところ、ご対応ありがとうございます。
お子さまも今は元気になられて本当によかったです。
西田:
一応ワイヤーフレームは早い段階からできてはいたのですが、完成形よりもっともっと意味不明な状態だったので、こんなの見せたら「ヤバイ人」扱いされそうでイヤだなあと思って。
なので、ある程度形になるまで共有せず、内緒にしてました。笑
森村:
初対面からキャラはなんとなく伝わっているので、大丈夫です。笑
(水谷は)いかがでしょうか。
水谷:
今回のLPは動きの部分が内容と絡むところが多くなると予想していました。
そのため、動きの部分のたたきを作ってから、内容を詰めていくように進めました。
西田:
早い段階から、水谷にたたきを作ってもらえていたので助かりましたね。
もしも、よくある縦に長いページを想定した状態で進めていたら、デザインの時間が足りなくなって、詰んでいたと思います。
森村:
今回、2人で作成してみてどうでしたか?
西田:
お互いの得意分野を活かすことができました。
アイデアを出し合いながら、いい具合にケミストリーを起こせていたと思います。
森村:
事前の話し合いの時も、2人からどんどんアイデアが飛び出したので、本当にすごいと思いました。
(水谷は)どうでしょうか。
水谷:
役割分担がうまくできていましたね。
自分だけだったら、変に真面目でリアルなものを制作していたと思います。
西田のおかげでデザインはもちろん、コンテンツとしてもいいものができました。
森村:
お互いのいい部分を認めて活かせる、素晴らしいデザイナーチームですね!
地球を支えるカメ、あのアイデアも最高でした。
水谷:
そういう思考を持ってこれるのは、西田のすごいところですよね。
西田:
カメの部分は、古代インドの宇宙観をヒントにしてみました。
このカメは最初の話し合いの時にでてきたアイデアがきっかけとなって思いつきました。
プロジェクト開始時から、いい雰囲気で進められてよかったです。
見た人の印象に残る「没入感」を出すことが課題
森村:
制作してみて、課題に感じたことはありましたか?
水谷:
もっと動きを出したかったですね。
テキストごとの動きや、スタイルをもっとブラッシュアップしたかったです。
今回は動きとしてはシンプルなものになっています。
西田:
私も同じですね。
セクションが出てくるタイミングひとつで、まるで映画を観ているような没入感をだすことができるので。
このLPを見てもらえるシーンを想定すると、きちんと腰をすえてPCで見てくれる人よりも、移動中とかにスマホでなんとな〜く見てくれるような人が多いんじゃないかと思います。
そのようなシーンで、いかに印象を残せるかを考えると、
やっぱりやるべき事はもっとあったのではないかと思います。
森村:
素人目でみて、めちゃくちゃすごいと思ったのですが、、デザイナーならではの探究心ですね!
でも今回の取り組みにより、akippaからは縁遠い10代の人などにも知ってもらえる素晴らしい機会になったと思います。
プレスリリースもワクワクしながら作成していました。
西田:
プレスリリースでうまくまとめてくださっているのも嬉しかったです。
また、今回のLP制作にあたり、広報陣からはとても素直で好意的な対応をしていただけたので助かりました。
おかげ様で自由にやらせていただけてよかったです。
昨年とガラっと企画内容が変わったので、反応が気になります。
どうしちゃったの?と言われたら最高の褒め言葉ですね。
水谷:
昨年と比べてみて、他の会社がやっているレベルのものにはできたと思います。
エイプリルフールで実施した内容としては一番よかったのではないでしょうか。
西田:
あと、GIGAZINEさまの見せ方はいいですよね。内容をうまくまとめてもらえていると思います。
そして、あのように各企業のアイデアが一堂に会している状態を見て改めて思ったのですが、日本でのエイプリルフールの文化自体が飽和状態になりつつあると感じています。多くの企業が当たり前のように参加するようになってきてノーマライズされた結果なのか、そこまで印象的なネタもなかなか出てこないような。
だからこそ、パッと見るだけで、すぐに忘れられてしまうようなものを制作しても意味がないし、それだったら事業の方にその時間を使ったほうがいいので。
それでもやる意義というのは、しっかりと持たないといけないと思いましたね。
水谷:
そういう意味では、GIGAZINEさまやガジェット通信さまに掲載されたのは意味があると思っています。自分もよく見ている媒体だったので。
森村:
ありがとうございます。
実際、GIGAZINEさまやガジェット通信さまってakippaのサービスとは縁遠い媒体だと思っています。
だからこそ、普段とは違う人や友達から「見たよ!」と連絡をいただけるので、そういう層に知ってもらえるいい機会になっていると感じてますね。
森村:
では最後にLP制作全体を通して、一言お願いします!
水谷:
akippaのサービスは世間的に硬いイメージがあると思います。
エイプリルフールなどの機会に、面白い会社だなと思ってもらえるようにしたいですね。
西田:
akippaの社風はいい意味で凝り固まっていなくて、イノベーションを起こしやすい雰囲気だと感じています。気持ちと行動次第でどんどんより良い会社にして行けるというところに魅力ややりがいがあり、そういう点でも、入社してよかったです。
みんなが深く考えずに、パッと言いたいことを言い合って、良い方向に着地できる組織だったら素敵だと思います!
水谷 遼
デザイナー
神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科を卒業後、デザイン事務所勤務、飲食事業経営を経て2014年akippaに入社。Web/AppのUIデザイン・フロントコーディングをメインに各種広告物やブランディングなど、クリエイティブ全般に携わり尽力。
最近結婚して、早く帰宅するために仕事の効率化を図っている。
西田 久美子
デザイナー
制作会社、飲食業界、IT企業とステージを変えつつ、10年以上デザイナー業務に携わる。2019年2月にakippaに入社し、現在は子育てをしながら主にakippaアプリのデザインを担当している。
特技はバイオリンで、一時期オーケストラにも所属。しかし練習をサボり続けたせいで現在はキラキラ星ぐらいしか弾けない。
森村 優香
広報
2013年4月に新卒3期生として入社。営業職で入社するも初日に「広報やってみないか」と代表の金谷に言われ断れず、以降ずっと広報を担当。特に関西では金髪広報として有名。
お酒が大好きだが、意外と23時には寝ていたいタイプ。全国の地酒制覇を目指し、47都道府県への旅行を計画中。