こんにちは!駐車場予約アプリ「akippa(あきっぱ)」広報の森村です。
いつもこのnoteを開いていただきありがとうございます。
今度お会いした時、肩たたき券をプレゼントしますね。
最近、akippaのAndroidアプリとiOSアプリレビューの評価が上がっていることが社内で話題になっておりました。
私のなかでは元号が令和になったこと以上にビッグニュースとなっております。(パチパチ)
そして先日5月2日にakippaがNHKさまに紹介していただいた追い風もあり、Google Playの急上昇ランキングで第二位に!!おめでとうございます!
今回はその立役者の一人である開発チームの中村にインタビューを実施しました!
アプリレビュー改善の謎に迫るべく、広報インターンである東野とともにいろいろ聞いちゃいましたよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アプリレビューの改善に向けた地道な施策
森村
2018年11月に入社されて早5ヶ月ですね!現在akippaで主に行っている業務や役割を教えてください。
今はフェーズ的に二つ実施しています。
一つ目は既存akippaのプロダクトの要件定義や改善部分の洗い出しですね。
サービスをよりよくするための下調べを分析チームと実施して、エンジニアに依頼しています。そのなかでデザインやリリース前の最終チェックもおこなっています。
二つ目は5月23日に発表した「定期利用サービス」の要件定義をしています。
新しいサービスでユーザーさんがどんな体験をするのかなどをシミュレーションしていますね。
中村
森村
業務の幅が広いですね!
中村さんトピックスといえば、アプリレビューの改善ですよね。
AndroidとiOSレビューともに4.0になりましたね!おめでとうございます!!
レビュー改善で意識したことは何でしょうか?
施策は大きくわけて二つあります。
レビューを求めるタイミングを変えたことと、レビューをお願いする文言を工夫することですね。
中村
森村
なるほど!タイミングや文言ひとつで変わってくるものなのですね!
あと細かいところで言うと、ユーザーさんからのレビューに対して返信もしています。
返信することで、星の数が1から5に変わったケースもありました。
中村
森村
地道な努力の積み重ねですね!
返信頻度やどれくらいのレビューがきているのか教えてください。
毎朝チェックして、返信しています。
レビューの数は先ほど話した施策前が月5件ほどだったのですが、施策後は1日3~5件ほどがコンスタンスに届いていますね。
施策直後は1日に10件きたこともあります。
中村
森村
かなり施策の効果がでていますね!すごい!
ページのリニューアルは「利用者目線」を大切に
森村
トピックスで忘れてはいけないのがもう一つ。
akippaサービスサイトの「akippaとは」のページリニューアルですよね。
かなり見やすくなったと思うのですが、どのように進められたのでしょうか。
2019年の目標として、「UI/UX改善をする」を掲げており、それにとりかかる前にマーケチームの作倉と一緒に様々な分析を実施していました。
そのなかで「akippaとは」のページからコンバージョンに至っていないことに気づきました。
なんでかな?と思い調べてみると、例えば新規会員登録を求めるボタンからヘルプページに飛んでいたり、「akippaとは何なのか?」をこのページだけで表現できていない部分があるなどいくつか原因が見えてきました。
改善のために要件定義をして、会員登録のボタンをつけたり、絵を使って見やすくしたりするなど、デザイナーの水谷に相談しつつ進めていきましたね。
中村
森村
そうだったんですね。
あれ、でも「駐車場を登録する」を促すボタンが二つありますね。なぜでしょうか。
実はよく見ると「駐車場を登録する」「駐車場を探す」ボタンです。
ボタンの遷移先が全部違うようになっています。
実は最初、一緒のボタンだったのですが、少しでもわかりやすくするようにボタンにそれぞれアイコンをつけています。
中村
森村
本当だ!細かな気遣いですが、大切ですね。
他にこのページで工夫した点はありますか?
モバイルビューにするとわかりやすいのですが、akippaの仕組みを説明する際に図と文章の配置を変えました。
はじめに図が表示されたほうがサービスをイメージしやすいので。
あとモバイルビューで言うと、スマホでも見やすいように、六つ表示されるアイコンを三つにしましたね。
中村
また、駐車場の貸し出しについての説明を「駐車場貸出の簡単3ステップ」としたことも工夫のひとつですね。
改善前は「駐車場の貸し出し方法」となっていたのですが、それだと読むのが長くなりそうなイメージがありませんか?「3ステップ」と数字を入れることによって段階がわかりやすくなり、手軽さがでてきます。
中村
森村
知らなかったです!いろいろ思考が凝らされていますね。
どれぐらいの期間で改善されたのでしょうか?
一週間ですね。
中村
東野
早いですね。
水谷がデザインとコーディング両方できるため、このスピードで実施できました。
中村
森村
前に水谷に実施したインタビューでも聞いています。
確かにエンジニアが必要ないので、中村、水谷、作倉の三名で完結できますね。
目指すのは「当たり前のことが当たり前にできているサービス」
森村
では次に、今後akippaをどうしていきたいかなど理想や課題を教えてください!
課題は「当たり前のことを当たり前にすること」ですね。
akippaは他社サービスが当たり前にできていることができていないところが多いので、そこをきちんとしていきたいですね。
中村
森村
例えばどんなところでしょうか。
一つはダイアログの形や文言を統一するところですね。
通常はサービス内で統一するのですが、akippaの場合は継ぎ足し継ぎ足し制作していたので、いろんな文言になっているんですよ。それを一つずつ修正しています。
例えば、あるところでは「閉じる」表現しているところが、あるところでは「いいえ」となっていたり。
他には、クーポンが切れる一週間前にポップアップを出すようにしました。これはもう実装されています。
あとはwebとアプリの機能差を埋めることですね。
スポットページがアプリにはなかったり、webとアプリのお気に入りマークが違ったり、、
中村
web版はハート、アプリ版は星
二人
本当だ!!地道な修正ですね。。
一緒にしないと、webからアプリに流用した人は混乱しますよね。
そういった他社サービスでは「当たり前にできている」ことを当たり前にしたいですね。
あとは「定期利用サービス」を成功できるように頑張りたいですね。
中村
森村
定期利用サービスのスタート、楽しみにしております!
東野くんからなにか質問はありますか?
東野
何でもいいですか?
貯金額とかはダメですよ。
中村
東野
笑
そもそもデザインというか、ディレクターの仕事をしようと思ったきっかけは何ですか?
「面白いものをつくりたい」と考えた時、ディレクターしかないなと思ったのがきっかけでした。最初に入った会社がゲーム業界では、企画職→ディレクターという形でキャリアアップしていくのですが、ディレクターをやるためにはデザインの知識や企画面、システムの概要をわかっていないと何もできないので、勉強しつつ取り組んでいましたね。
中村
森村
ディレクターといってもいろいろあると思うのですが、どういうことをやってこられたんですか?
akippaと同じサービス面はもちろん、ゲームの中のイベント企画や、外部のクライアントとの会議の回し方なんかも考えたりしていましたね。
中村
東野
ありがとうございます。すごく勉強になりました!
中村 勇也
ディレクター
大阪出身の奈良育ち。大学時代にカナダに留学して演劇活動開始。演劇活動と並行しながらゲーム業界に入りディレクターとしてのキャリアを築く。2018年11月にakippa入社し、現在はakippaのディレクターとしてアプリレビュー等のプロダクト改善を行なっている。
最近は燻製作りにはまっている。
森村 優香
広報
2013年4月に新卒3期生として入社。営業職で入社するも初日に「広報やってみないか」と代表の金谷に言われ断れず、以降ずっと広報を担当。特に関西では金髪広報として有名。
お酒が大好きだが、意外と23時には寝ていたいタイプ。全国の地酒制覇を目指し、47都道府県への旅行を計画中。
東野 和実
広報グループ
大阪大学法学部在学中のインターン生。2019年4月に、サークルの研修で訪れていたベトナムからの帰国翌日にakippaの面接を受け、3日後には入社していた。入社後は広報として、社内報や広報ブログを中心に担当。
得意科目は英語。