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キーワードは「業務効率化」と「仕組み化」【マーケター・猪原綾】〜前編〜

こんにちは、広報の石川です。

久しぶりの社員インタビューをしました。
今回はMarketingチームの猪原におよそ2年半ぶりに話を聞きました!

広報とマーケティングは一緒にお仕事をする機会も多いのですが、業務を通じてこんなことやっていたのか!と思うことが多々ありました。
そんなakippaのマーケティングの裏側に迫ります!

過去の記事はこちら▼
資源がなくても、画期的サービスを作り出すことに魅力を感じた女性【マーケティング 猪原綾】
MAU2倍の立役者オウンドメディア「アキチャン」〜カイゼンの軌跡〜

新たな施策の時間を確保するために「業務効率化」

石川

Marketingチームの役割と猪原さんの業務内容を教えてもらえますか?

akippaのビジネスは、貸し手となる駐車場オーナーさまと借り手となるドライバーさまの両方が揃って初めて成立しますが、Marketingチームではドライバーさま側の集客を中心に担当しています。
さまざまな施策を行っていますが、私が担当しているのは主にSEO対策、アプリマーケティング、Twitterのキャンペーン、分析系のダッシュボード作成と運用などです。

猪原

石川

やっていること、ものすごく多岐に渡ってますよね?

そうですね、、元々SEO対策の一環としてオウンドメディア『アキチャン』を中心に担当していたのですが、業務の効率化ができてそこからいろいろなことに手を広げてチャレンジできるようになりました。

猪原

石川

一つ目のキーワードですね。
「業務効率化」とはどんなことをされたのですか?

詳しくはこちらで登壇したときの記事を見てもらえたらと思うのですが(笑)、大きく2つあります。

まずはマニュアル化です。
記事の作成についてはマニュアルを作ってアルバイトの方々にライター業務をお任せするようにしました。結果、私は企画・確認・効果測定のみで業務分担ができるようになりました。これが大きかったですね。
マニュアルは今もブラッシュアップを続けていて、当初の3倍ほどの量になっています。

2つ目は作業の効率化です。 ライターさんたちが書いてくれた記事を公開するのにも単純にコピペをするだけではなくてWord PressやHTMLの簡単な知識が求められていたのですが、そこもスプレッドシートに入力すれば自動反映されるような仕組みに自動化しました。
以前はきちんと改行ができているかなども確認していましたが、それが不要になったので確認事項は減って内容と誤字脱字チェックくらいになりましたね。

猪原

石川

時短になりミスも減って一石二鳥ですね!
その2つの施策でどのくらいの工数削減になったのですか?

数年前は業務の8割くらいをSEO対策に使っていましたが、今は2割くらいになっています。
他にもアプリマーケティングなどやりたいことがあったので、一定の成果が見られた後には体制づくりに専念して効率的に回るように心がけてます。
最初はものすごく時間も手間もかかって大変ですが、一度やってしまえば大幅に時間削減になるので効率化は進めてます。

猪原

石川

月に換算すると3日分の節約は素晴らしいと思います!
SEO対策は他にもあるのですか?

心がけるのはユーザーさんにとっての利便性

akippaのサービスサイトのSEO対策に関してもMarketingチームで担当しています。

コロナ禍でお出かけが減っている間は検索順位が落ちていてもそこまで影響はないのですが、おでかけやイベントの需要などが戻ってきた時にakippaやアキチャンの記事が検索結果の下の方にしか表示されなかったら見つけてもらいづらく、ユーザーさんにとっても使い勝手が悪くなってしまうので、上位表示されるようSEO対策は日頃から行っています。

定点観測をしつつ、必要に応じて外部のSEO事業者さんとディスカッションをしながら内容を精査していきます。見た目にはわかりづらいですが、Googleに認めてもらいやすい、ユーザーさんにもわかりやすいものに変えていっています。

猪原

石川

なるほどですね。日々の運用、大事ですね。
先ほどやりたかったと仰っていたアプリマーケティングについても教えてください。

もともとアプリマーケには興味があったのですが、まだまだ活用出来ていないアプリをどうにかしたい!アプリマーケが絶対に必要だ!と思っていました。
日常的に頻繁にakippaを利用する方々にはアプリは便利ですし、akippaにとってもユーザーさんを囲い込めるメリットがあるので、アプリマーケベンダーさんや社内のプロダクトチームとも連携しながら進めました。

ポップアップの表示やプッシュ通知はユーザーのアクションをトリガーに設定するのですが、当時は何もデータが取得できていない状態だったので、計測の設定からやりました。
計測ができるようになってからはWeb to Appキャンペーンを行ってダウンロードを促進しました。
アプリをダウンロードしてもらった後は、ダウンロードしたタイミングでメッセージを送ったり、お気に入り登録したけど予約まで到達しない人にプッシュ通知を送ったりというユーザーさんの行動にあわせた「イベント」を設定して、適切なタイミングでakippaを予約してもらえるよう促しています。

猪原

石川

たしかにユーザーさんのためであり、akippaのためでもある施策ですね。 何かの業務をやらずに始めるのではなく、業務効率化をして追加で施策を行ったというのは素晴らしいと思います!

いかがでしたでしょうか?
後編では、広報と連携しながら実施しているSNS施策に関して紹介します!

猪原 綾

マーケティング

大学卒業後、広告制作会社へ就職し主にリスティング広告の運用を担当。スキルアップをし領域を広げていきたいと思い、2016年5月にakippaへ転職。現在はオウンドメディア「アキチャン」運用などマーケティングを幅広く担当。
趣味はライブ鑑賞で、毎月一度はライブに行っている。

石川 絢子

広報

慶應義塾大学卒業後、インターネット広告代理店、グリーを経て2018年4月にakippaへ入社。グリー時代は新規事業立ち上げや管理系業務、広報など幅広く担当したが、現在akippaでは広報マネージャーを担当。
趣味は旅行で年間3回海外に行くことを目標にしている。