PICK UP

「駐車場予約は渋滞解消ツール」〜akippa初、第75回諏訪湖祭湖上花火大会の駐車場運営をします!

こんにちは、akippa広報の石川です。

akippaは、2023年8月15日(火)に長野県諏訪市で開催される第75回諏訪湖祭湖上花火大会の駐車場を初めて運用させていただくことになりました。それに伴い長野県諏訪市長への表敬訪問へ伺い、取り組みについてを多くの市民にも知ってもらうべく報道陣にも公開しました。また訪問に先駆けて同日、諏訪市内でakippaにて貸し出しをしていただいている「SUWAガラスの里」でもakippaの仕組みと花火大会での取り組み詳細についてご説明をする記者会見を行いました。

記者会見、表敬訪問には10社ほどのメディアが集まり、各媒体にて大きく報道していただきました。それだけ花火大会に対する地域の注目度や、これまでの交通課題の大きさが伺えました。

日本の夏の風物詩でもある花火大会。それにつきまとう渋滞問題。
同様の課題を抱える自治体関係者、イベント主催者の皆様にも参考になればと思い、取り組みの目的や内容について改めて紹介したいと思います。
一部内容はプレスリリース(※)と重複します。

※本取り組みに関するプレスリリース
第75回諏訪湖祭湖上花火大会 公式有料駐車場 予約サイトを公開。予約は2023年7月3日(月)午前0時から開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000403.000016205.html

■取り組み概要 〜何をするのか?〜

2023年8月15日(火)に、4年ぶりに通常開催される第75回諏訪湖祭湖上花火大会。
こちらの来場者向け駐車場について、akippaは
・臨時駐車場(公式駐車場)の有料化、予約制導入
・地元企業と連携し周辺の駐車スペース(周辺駐車場)の貸出

に取り組んで行きます。

花火大会当日に向けて、駐車場の事前予約受付と、周辺駐車場の確保を進めているところです。
7月 3日(月)〜 公式有料駐車場の予約開始
7月17日(月)〜 周辺駐車場の予約開始
8月15日(火)  花火大会本番。駐車場の利用日

特設サイト▼
https://www.akippa.com/suwakohanabi/
予約ページ▼
https://www.akippa.com/others/nagano/suwakohanabi

今回貸し出していただく周辺駐車場の一例。SUWAガラスの里

■取り組みの目的 〜なぜやるのか?〜

目的は大きく2つ。
・花火大会当日の駐車場および周辺道路の混雑緩和
・駐車場係員の負担軽減

です。

コロナ禍前は毎年約50万人が訪れ、前日の夜から無料駐車場への入庫待ちのための大渋滞が生じていたというこちらの花火大会。会場近くの無料駐車場に停めたい車の車列が、前日の夜から渋滞を作り、国道を塞ぐこともあったそうです。
近隣住民が移動に困ることはもちろん、緊急車両の通行も困難になり、地域の課題となっていました。

さらに、生じてしまった渋滞を解消させるため、駐車場の開門時間を早める形となり、当日駐車場係員となる市の職員などは深夜2時頃から車の誘導を行うこともあったそうです。この労働時間に関しても花火大会運営での課題となっていました。

例年多くの人が集まる諏訪湖の花火大会(イメージ)

諏訪湖祭実行委員会はこれらの交通課題を感じており、対策を考えているところに新型コロナウイルス感染症が流行し、直近3年間は花火大会自体の中止、分散開催を余儀なくされてきました。5類感染症への移行に伴い、今年2023年は通常通りの開催が決定しましたが、4年ぶりということもありこれまで以上の混雑が予想されます。そこで諏訪湖祭実行委員会は、さまざまな新施策の中の一つとして予約制の導入を決断され、akippaを選んでいただきました。

akippaはこれまで、30弱のスポーツチームとの連携や音楽フェス「LuckyFes」での公式駐車場運用を行い、イベント時の渋滞緩和に貢献している実績があります。V・ファーレン長崎の試合時には3.5時間の渋滞がゼロになったという事例もあります。

公式駐車場の事前予約に加え、諏訪市においてはパートナーと協力した駐車場開拓体制がすでに構築できていたこともポイントの一つでした。公式駐車場だけでは足りないので、周辺の商業施設、個人宅などにも協力をしてもらい、当日利用できる駐車場を増やしていきます。周辺駐車場は、ダイナミックプライシングで価格に差をつけることで交通分散にも期待ができます。

価格設定と需要の関係性

これらのこれまでのノウハウを今回の花火大会で最大限に活かしていきたいと思います!

akippaにとって花火大会での駐車場運営は“初”の取り組みですが、実行委員会および来場者にとっても“初”となる今回。
新たな課題なども出てくるかもしれませんが、より良い仕組みにしていくために、諏訪市や来場者の皆さんとともに一つ一つ解決していければと思います。
諏訪湖の花火がこれからも続くように、そして多くの来場者の方々の移動に関するストレスや地域住民の方々の困りごとを少しでも減らせるように、精一杯取り組んでいきます!

困りごと解決企業として、そして「リアルの“あいたい”を世界中でつなぐ」というビジョンを掲げている企業として、駐車場を通じて多くの方の「行きたい」「会いたい」という思いをつなげていきます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

・自治体関係者
・イベント主催者
・報道していただけるメディア関係者
・諏訪湖周辺の土地を貸し出していただける企業、個人
の皆様、お気軽にお問い合わせください!

イベント・スポーツクラブ・自治体との提携事例、お問い合わせはこちら

石川 絢子

広報

慶應義塾大学卒業後、インターネット広告代理店、グリーを経て2018年4月にakippaへ入社。グリー時代は新規事業立ち上げや管理系業務、広報など幅広く担当したが、現在akippaでは広報マネージャーを担当。
趣味は旅行で年間3回海外に行くことを目標にしている。