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農業体験の実施から協定式まで!八尾市でのakippaの取り組みを大公開!

こんにちは。広報の森村です。

先日8月31日(水)に大阪府・八尾市さまと協定式を実施しました!

連携協定は八尾市内のakippa駐車場活用や、akippaマルシェの実施を通じて、地域の事業者や八尾市民、八尾市を訪れる人々をつなぎ、地域に新たな交流やにぎわいを築いていくことを主な目的としています。

駐車場を通じた地域の「困りごと解決」はもちろんのこと、駐車場シェアを通じて街が盛り上がっていくと思うと、ワクワクします!!

協定内容の詳細は以下になります▼

akippaが大阪府八尾市と連携協定を締結!駐車場シェアを活かしたにぎわいの創出と関係人口増加を目指して

〜akippaマルシェの取り組みを含む連携協定締結は初〜

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000365.000016205.html

今回akipediaでは、八尾市さまと連携協定を締結するきっかけから協定式までご紹介できればと思います!

■締結するきっかけとなったのは農家のある「困りごと」

akippaでは2020年12月よりakippaマルシェを実証実験として実施しています。

駐車場を「駐車」以外の目的で活用するakippaマルシェ。

ありがたいことに様々な場所の様々な事業者さまより問い合わせをいただいております。

(本当にありがとうございます!!)

そのなかで八尾市の服部農園からも、農園で採れた野菜販売について問い合わせをいただいていたのですが、一方で別の困りごとがあるとのこと。

それが「農園で実施している農業体験参加者用の駐車場がない」というものでした。

服部農園では、定期的に地域の方々を招いて農業体験を実施しています。

立地的に駅から近いものの、小さい子どもを連れた家族の参加が多いことや、また、着替えや収穫した作物を持ち帰るため、車で来園する人も多いとのこと。

そうなると困るのは駐車場。

服部農園には従業員が車を止めるスペースしかなく、農業体験を実施する際には近隣の住宅に駐車場を借りるなど、駐車場不足はこれまで課題となっていたそうです。

服部農園の従業員用駐車場スペース

そこで!

農業体験時に「akippaマルシェ」として特産物の販売や苔玉づくりなどを楽しんでもらえるスペースの提供に加え、農業体験で農園に足を運ぶ人に対して周辺のakippa駐車場を案内する実証実験を実施することに!

車でアクセスする参加者にはakippa駐車場を使ってもらうことで駐車場問題は解消!

akippaマルシェの実施で参加者には新たな催しを楽しんでもらうことができる!

こうして、控えめに言ってもめちゃくちゃwinwinな実証実験が6月26日(日)に実施されました。

■駐車場問題は無事解消!八尾市に生まれた笑顔と新たな賑わい

事前に案内していた農園周辺駐車場の予約枠も全て埋まっており、当日駐車場を見に行ってみると・・・

農業体験参加者の車がズラリ。ありがとうございます〜!

田植え体験の様子

今回の農業体験の目玉となる「田植え」。子どもたちの楽しそうな声や、その姿を写真に納めるご両親。マスク越しでもわかるほど参加者からは終始笑顔が溢れていました。

見ていてすごく癒されました。こういう親子の交流、本当に最高ですね!

夏の素敵な思い出となったこと、間違いないでしょう!

苔玉づくりの様子
コーヒー販売の様子

akippaマルシェのブースでは苔玉づくりやコーヒー販売、特産物の販売などを実施しています。田植えが終わった後もそれぞれの時間を楽しみます。

苔玉づくりは子どもに大人気!それぞれの形の苔玉を嬉しそうに抱えている姿が印象的でした。

一方で丁寧に一杯ずつ淹れられたコーヒーは田植え体験後のリフレッシュにピッタリでした!

たくさんの笑顔と出会い、地域の人々との交流が生まれた農業体験。

この体験にakippaが関われたことは本当に光栄です。

そして決して都心部だけではない駐車場問題の実情を肌で感じることができた1日でした。

実証実験のプレスリリースはこちら▼

akippaが「農家支援」として農業体験参加者への駐車場貸し出しや野菜販売スペースの提供をおこなう実証実験を6月26日より開始!〜第一弾として大阪府八尾市の「河内物語 服部農園」と連携〜

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000016205.html

そして実は。。

この農業体験に八尾市役所の職員の方が参加されていました!

大変嬉しいことに、今回の実証実験を知り「農業に限らず八尾市内の様々な事業者とも進めてもらいたい!」と興味を持っていただきました!

こうして、八尾市さまとの連携協定締結に向けて動き出すことになりました。

■8月31日、いよいよ協定式!連携協定締結へ

そしていよいよ協定式当日。

協定式では大松市長、akippa金谷の調印式と、八尾市で様々な事業を展開されているみなさまをゲストスピーカーにお招きして、ディスカッションが実施されました。

大松市長は「行政だけでは実現できない農業•商業•工業の一層の振興及び地域とのつながりを図ることで地域活性の推進に取り組んでいきたい」とコメント。

金谷は「自身の母親の出身地である八尾市を駐車場シェアの力で駐車場不足を解消していければ」とコメントしました。

調印式の様子
向かって左から大松市長、akippa田中、akippa金谷、角倉さん、萩原さん、服部さん、八尾市職員さん

ディスカッションでは「この連携協定に期待することは?」というトークテーマに対して、

服部農園の服部さんは「実証実験でも実施した、農業体験の参加者へのakippa駐車場提供やakippaマルシェの開催」と回答。

登録有形文化財萩原家住宅「茶吉庵」の萩原さんも、「茶吉庵でのイベントを実施する際にakippa駐車場の案内ができれば」と話されていました。

角保アドバンス株式会社の角倉さんは、「ロゲイ二ング(時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)実施時のチェックポイント等にakippa駐車場を活用したい」とのことでした。

続いて「今後の展開は?」というトークテーマでは、服部さんは「農業体験と工場見学を組み合わせたツアーなど、場と場をつなぐコラボツアーを実施したい」と話されていました。

萩原さんは「今後は市域も越えた八尾に留まらないエリア全体の活性化を進めたい」とのことでした。

角倉さんは「新しいコミュニケーションを生む場を創出し、その場を結び、まち全体を緩く繋げたい」と語りました。

実際に現場で活動されているからこそのリアルな声を聞くことができた貴重なディスカッション。

akippaとして何ができるのか、次に何を進めていくべきか、背筋が伸びる思いでした。

印象的だったのは、どの事業者の方も「(それぞれの事業者の存在は知っていたが)直接関わるのは初めて」と話されていたことです。

「点」と「点」になっている八尾の魅力を今回の連携協定締結をきっかけに、より多くの「線」で繋ぐ一助になれれば嬉しいと感じた1日でした。

八尾市役所のみなさま、事業者のみなさま、ありがとうございました!!

また、akippaマルシェに関するお問い合わせは以下で受け付けております。

事業者さまや自治体関係者の方など、興味がございましたらご連絡いただければと思います。

https://service.akippa.com/p/akippa/akippa_marche/

最後に農業体験〜協定式まで担当していたakippaの田中にコメントをもらいました。

akippaマルシェは現在「事業可能性調査」をしている段階です。様々な要素を整理し事業化するためには、まだまだ大きなハードルがありますが、八尾市の皆様のお声を聞いて、1つの答えに近づいた感があります。
八尾で感じた熱量をしっかりとした形に昇華させ、全国に展開することを目標に引き続き可能性を模索していければと思います。
関係者の皆様、本当にありがとうございます。引き続き、よろしくお願い致します!

田中

akippaは今後も全国の自治体と協力して困りごと解決に努めていきたいと思います!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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田中 大貴

事業企画

大阪府立大学を卒業後、新卒で「Tポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に入社。事業企画、営業、合弁会社の設立などを幅広く担当。2016年1月にakippaに入社後は営業チーム、運用チーム、ダイナミックプライシングチームのマネージャーを歴任し、現在は事業企画を担当。奥様の実家で飼っている犬(通称:いぬさん)を溺愛している。

森村 優香

広報

2013年4月に新卒3期生として入社。営業職で入社するも初日に「広報やってみないか」と代表の金谷に言われ断れず、以降ずっと広報を担当。特に関西では金髪広報として有名。
お酒が大好きだが、意外と23時には寝ていたいタイプ。全国の地酒制覇を目指し、47都道府県への旅行を計画中。