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企画から運営サポートまで!花火大会・お祭りの公式駐車場運営とは? アキッパ導入までの流れをご紹介

こんにちは。アキッパの森村です。

アキッパでは今年、全国20の花火大会・お祭りに携わらせていただきました。

アキッパで対応できる花火大会の駐車場運営は大きく2種類あり、①公式駐車場の運営、②周辺駐車場の活用です。

1点目の公式駐車場の運営では、これまで「先着順・無料、もしくは現地での現金支払い」で運営していた公式駐車場を「予約制・事前決済の有料制」とすることで、駐車場へアクセスする車の交通分散につながり、周辺の渋滞緩和も期待できます。

また、無料で運営していた駐車場を有料化することで、駐車場の警備費用など花火大会の運営にかかる費用に充てることが可能となります。

加えて現地での現金支払いではなく、事前決済にすることでスムーズな誘導が可能になるほか、現場での現金管理の必要がなくなり安心して駐車場の運営をすることができます。

2つ目の周辺駐車場の活用は、地域の使っていない遊休地を地域住民の方や地元企業の方がオーナーとして貸し出すことで、利用できる駐車場の数が増え駐車場不足の改善が見込めます。加えて地域に経済効果をもたらすことも期待できます。

ここまで聞くと「システムを導入するのが大変そう」「例年と違う運用で不安」「そもそも予算がない」と思った実行委員会の方は多いのでしょうか。

ご安心ください!

アキッパでは基本的に導入から現地対応の補助まで一貫してサポートをしています。

また、導入する際の契約金・初期費用等は発生しません。

※ 駐車場売上が上がった際に駐車料金の一部を手数料としていただく成果報酬型のビジネスモデル

今回は花火大会およびお祭りにおける、アキッパ公式駐車場の導入までのプロセスとサポート内容について紹介できればと思います。なお、実際にはイベント主催者さまへのヒアリングやお打ち合わせをしながら、状況に応じた対応をさせていただいております。

どうぞお気軽にご覧ください。

Step 1: アキッパにお問い合わせ・お申し込み(開催日まで約5ヶ月前)

まずは、お気軽にアキッパまでお問い合わせください。

ご担当者さまに現状の課題に関するヒアリングを実施いたします。

その上で、全国各地、様々な規模の実施事例などを元に課題解決に向けてのご相談を進めていきます。

ご検討いただき、導入を決定されましたら、お申し込み書をご提出いただきます。

Step 2: 駐車場運営の計画を立てる(開催日まで約5ヶ月〜3ヶ月前)

実行委員会の皆さまとアキッパのイベント担当者で打ち合わせをしながら、イベントの開催概要を確認しつつ、駐車場の運営方針を相談しつつ決めていきます。

ニーズに応じて設計を組めるため、イベントごとに柔軟な対応の相談が可能となります。

対象駐車場を決める

「何箇所分の駐車場を何台分貸し出す」などアキッパで公式駐車場として運営する駐車場と対応車両を決めていきます。

駐車場の場所を決めることはもちろん「水はけが悪い土地があるが貸し出しができるのか」「区画線がない場所だが問題ないか」など貸し出しに課題がある場合の駐車場運用についてもご提案いたします。

また、小学校の校庭など行政施設の貸出方法についても事例とともにご提案が可能です。

周辺の民間駐車場を開拓する場合は、実行委員会さまとアキッパで協力して地元の方々へのご説明を実施いたします。

・販売計画を立てる

駐車場の予約販売に向けて詳細のすり合わせをおこないます。

会場からの距離や想定来場者数などに応じて各駐車場の販売価格や販売時期、市民先行販売を実施するかどうか、などを決めていきます。

現地調査の実施

場合によってはアキッパの担当者が現地へ向かい、貸し出しを予定している駐車場の確認作業をおこないます。

実際に駐車場の路面状況や広さ、道路付けなどを確認し、計画を精緻化させていきます。

入出庫計画を立てる

来場者が入庫・出庫するルートおよび入退場の動線の確認をおこないます。

当日の交通規制情報や混雑状況、隣接している駐車場からの車の流れなども考えた上で決定していきます。

駐車場スタッフの配置計画を立てる

各駐車場の地形や広さと、入出庫のルートに合わせてスタッフの人数と配置を決めていきます。その際にコーンなどの資機材の有無や配置も決めていきます。

今まで運用されていた運用ルールと合わせて、必要に応じて改定していきます。

周知・PR計画を立てる

駐車場を事前予約制で運営する旨を広く周知するために、プレスリリースや公式発表の内容やタイミングを決めていきます。

合わせてチラシの張り出しや広報誌への掲載、イベントページでの掲示など地域の方への周知方法も提案します。

また、駐車場現地に設置する看板も大きな役割を担うため、看板のデザイン、設置期間を含め提案します。

実際の看板

Step 3: 公式駐車場予約サイトの作成・公開(開催日まで約2ヶ月前)

Step2で決定した内容をもとに、公式駐車場一覧や利用方法を掲載したイベント専用の公式駐車場予約サイトを作成・公開し、来場をお考えの方々が安心して駐車場を予約できる体制を整えます。

なお、こちらの予約サイトはアキッパにて作成・運営をおこないますので、内容確認等をいただくのみでイベントご担当者さまにご負担をおかけすることはありません。

Step 4: 公式駐車場の予約受付開始(開催日まで約2ヶ月前)

▲駐車場予約ページ

公式駐車場の予約受付を開始し、駐車場の予約状況などを適宜確認します。

ご担当者の方がリアルタイムで各駐車場の予約状況が確認できるツールも提供します。

なお、状況にもよりますがこのタイミングに合わせてプレスリリースの配信をおこないます。

Step 5: 関係者への事前説明(開催日まで約2週間前)

イベント関係者に対してオンラインで事前説明を行い、当日の運用方法やサポート体制についてしっかりと最終確認・共有します。これによりスムーズに駐車場受け入れが開始できる体制を整えます。

Step 6: 現地での運用サポート(開催日当日)

イベント当日は、現地にてアキッパのメンバーが駐車場の運営サポートをします。

駐車場の運営開始前には、実行委員会関係者への事前説明と、各駐車場を担当している運営スタッフへのレクチャーをおこないます。

その後は定期的な巡回や、必要に応じて現地の誘導補助などをしながら駐車場全体をフォローします。

また現地サポートだけではなく運営本部にもメンバーが待機して、現場のスタッフの方々と実行委員会さまとの連携を図る役割を果たすこともあります。そのため駐車場の入庫台数の状況や、イレギュラーな事態が起こった際のオペレーションもスムーズとなります。

加えて「開催前の天候で足場の状態が読めないため貸し出しをストップしていた駐車場を急遽追加で貸し出す」など、各イベントの当日の状況に合わせた臨機応変な対応もおこなっています。

※現地運用体制は、イベント規模などにより対応内容が変わります。

Step 7: 振り返り(開催から約1ヶ月後まで)

導入後1ヶ月を目安に、アキッパでの駐車場運用を振り返り、改善点や新たな活用方法についてご提案いたします。

開催後には駐車場を利用したユーザーさまに向けてアンケートを実施するため、予約数などのデータに加えて、アンケート結果も今後の運営の参考にしていただくことが可能です。

そして次回の開催に向けてより良いイベント運営ができるように備えます。

2024年にアキッパが公式駐車場運営を担当した大会のアンケートでは、平均して90%以上の方より「予約制になってよかった」「今後も継続してほしい」など、次年度以降の高い継続希望をいただいています。

いかがでしたでしょうか。

アキッパではイベント時における駐車場運営のサポートを通じて「実行委員会さま」「来場するユーザーさま」「地域住民の方」「駐車場を貸し出すオーナーさま」「アキッパ」それぞれが「五方よし」とすることで、地域の課題解決はもちろん、伝統ある花火大会やお祭りを持続可能なものにする活動を進めています。

そしてアキッパでは、今後もリアルの“あいたい”を世界中でつなぐことを目指します。

最後にイベント駐車場運営の責任者である大塚のコメントを紹介します。

日本全国で開催されている花火大会やお祭りが、交通課題や財源問題により開催が難しくなっている現状があります。

地域の皆さまが大切にされてきた歴史ある花火大会やお祭りを、未来の子どもたちのために残していく使命があると考え、思いを持ってイベント駐車場マネジメントサービスを立ち上げました。

駐車場を予約制にすることで交通混雑を緩和し、有料化することで財源化していきます。

その際に発生する、様々な課題や疑問にお答えできる実績もございます。

導入をお考えの方はもちろん、一度話を聞いてみたいという実行委員会さまは気兼ねなくご連絡いただければと思います。

アキッパを導入した実行委員会のインタビュー記事やイベント情報はこちら▼

最後まで読んでくださりありがとうございました!