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世界に誇る伝統芸能「2024 阿波おどり」。現地の駐車場運営の様子をレポート!

こんにちは!アキッパの森村です。

アキッパでは先日8月11日(日)〜15日(木)の間、徳島県で開催されていた「2024 阿波おどり」にて公式駐車場の駐車場運営をおこないました。

※ アキッパでの駐車場運営は8月12日(月)〜15日(木)のみ

例年約100万人を超える観客が訪れると言われている阿波おどり。そのようなイベントで一部駐車場を予約制で運営させていただくことができました。ありがとうございます!

アキッパでは昨年より第75回諏訪湖祭湖上花火大会や第92回土浦全国花火競技大会で公式駐車場運営を担当させていただき、今年に入っても10以上ものお祭りや花火大会での駐車場運営マネジメントを実施・決定しています。

詳細は以下をご確認ください。

阿波おどりが開催される徳島県には地下鉄や私鉄などの公共交通機関がなく、多くの人が移動の際には車を利用する「車社会」と言われています。

そのため夕方から夜にかけて市内の複数箇所で開催され、交通規制も実施される阿波おどりの期間は更なる混雑が予想されます。

アキッパにて駐車場を完全予約制とすることで、混雑の緩和につなげられるよう取り組みをおこないました。

詳細は以下をご確認ください。

アキッパにて「2024 阿波おどり」初となる公式駐車場運営が決定、7/12 10:00より一部の駐車場が事前予約可能になります。

〜交通混雑の緩和で地域の方や観光客の方に長く愛される伝統芸能へ〜

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000461.000016205.html

この記事では2024 阿波おどりの現地の様子をレポートでお伝えします。

観客の方はもちろん連の踊り子の方も予約制駐車場を利用

アキッパが運営する公式駐車場が開場するのは10時でしたが、そのタイミングで来場した車はほとんどなく、周辺道路の混雑もほとんど見られませんでした。

阿波おどりのメインは夕方から夜にかけて実施されます)

「先着順」ではなく「事前予約制」ということもあり、駐車場へアクセスする時間が分散されたことが伺えました。

現地のスタッフの方も「どの日も16時くらいから車が入り始めるくらい」と入庫の混雑がないことに驚いているようでした。

その一方で早い時間に駐車場に車を止めて市内観光を楽しんでいる人の姿も見られました。

実際に駐車場をご利用いただいた方に伺うと「(アキッパは初めて使ったが)問題なく予約ができてサービスの利用も抵抗なかったです。」というお声や「別のお祭りでアキッパを知っており、今回初めて使いました。今後も活用したいです!」という嬉しいコメントもいただくことができました。

駐車場をご利用いただいた遙連の踊り子のご家族

また、阿波おどりを観覧する方だけではなく、連に所属されている踊り子の方が利用する様子も見られました。

連に参加される方は、着替えや楽器など大きな荷物を運ぶ必要があるため車移動は必須です。それに伴い駐車場の確保が重要となっているようです。

アキッパ駐車場を利用された踊り子のご家族は「前からアキッパのことはよく知っており、今回公式で予約制と知りすぐに予約しました。予約制だと安心して現地に来られるので良かったです。」などのコメントをいただきました。

阿波おどりの観客の方はもちろん、踊り子の方にもサービスをご活用いただけたこと、本当にありがたいです!

駐車場の予約率は100%を超える日も

現地で誘導サポートを行うアキッパの斉藤

日本を代表するお祭りと言っても過言ではない徳島市阿波おどり。そんな阿波おどりでの事前予約制の公式駐車場貸し出しは初となります。

400年以上の歴史があるなかで初となる「事前予約制駐車場の運営」を今回アキッパにご指名いただき、大変光栄に思います。

事前の駐車場予約はもちろん、予約制と知らずに駐車場へ来場された方にはスタッフの方がまだ空きがある駐車場への予約をご案内いただくなど、現地でも臨機応変にご対応いただいていたこともあり全ての駐車場の予約率が100%になる日もありました。

また、予約された方には入庫をスムーズにするため駐車券の印刷をお願いしているのですが、多くの方がきちんと印刷したものを持参されており、入庫も円滑に進んでいる様子でした。

駐車場の入り口で駐車券を確認してから入庫をしてもらう流れとなっている。

阿波おどり初の取り組みということもあり、現地ではうまく駐車場が運営できるのか内心ドキドキしていましたが、駐車場にいるスタッフの皆さまや駐車場を利用されたユーザーさまにそれぞれきちんとご対応いただいたおかげで、スムーズな駐車場運営が実現していました。

ありがとうございます!

阿波おどり後に実施したユーザーさま向けのアンケートでは「到着時間が読めない状況で予約制は大変助かりました。また当日の心の余裕にも繋がりました。」というコメントや「阿波おどりに初めて行くので、予め駐車場を予約できたのはとても良かったです。大変便利でした。また利用します。」などのコメントをいただいており、予約制となったことで来場者の不安を少し軽減できたのではないかと思います。

現地でアキッパメンバーがやっていたこと

現地スタッフの方に運営方法を説明するアキッパの大塚

公式駐車場運営に伴い、アキッパメンバーも現地入りしていました。

主に各駐車場の定期的な巡回や、現地設営のお手伝い、スタッフの方へ駐車場運営の説明などをおこなっています。

駐車場の敷地内に待機用テントを設営するアキッパの佐藤(左)と柿本(右)

実行委員会の方と相談のうえ、阿波おどりでの運営方法に関しては、各駐車場にいる複数名のスタッフの方へレクチャーをおこないました。

また阿波おどりのように数日にわたって開催されるイベントでは、日によって現地にいるスタッフの方が違う場合もあるため毎朝実施しています。

ただ前日からいらっしゃる方が新しいスタッフの方にレクチャーしてくださっているようで、初日以降は詳細説明がほとんど必要ない状況となっていました。

素晴らしい連携ですね!

巡回するアキッパの柿本(左)と斉藤(右)

駐車場の巡回時には現地スタッフに昨晩の駐車場状況を確認するなど、当日の運営をより良いものにするため、お話しを伺いながら周ります。

駐車場を巡回している際には、ユーザーの方への挨拶や「会場はどこにあるのか?」「トイレはどこにあるのか?」などの問い合わせにも対応をしています。

利用者の方に演舞場の場所を説明するアキッパ斉藤

他にも緊急の連絡に備えて待機していた実行委員会本部では、警備会社さまと連携し、駐車場のリアルタイムの満空情報をチェックしたり、現地対応をするなかで必要となったものを準備したりするなど、最善の運営に備えて活動していました。

急遽必要となったチラシを準備するアキッパの斉藤(左)と大塚(右)

上記のような現地サポートをさせていただくことで、アキッパの導入をしてくださった実行委員会の方にも安心して運用を任せていただくことができました。

本当にありがとうございます!

こうして無事終了した阿波おどりの駐車場運営。

先ほども紹介した阿波おどりに参加したユーザーさま向けのアンケートでは、約93%が「入庫時スムーズだった」と回答しています。また入庫時には約85%、出庫時には約86%が「まったく渋滞にはまらなかった」と回答しています。

駐車場運営を通じて、阿波おどりに足を運ぶ方の利便性や周辺の混雑緩和に少しでも貢献できたのであれば幸いに思います。

最後に阿波おどり未来へつなぐ実行委員会事務局の方よりコメントをいただきました。

実行委員会事務局さま

今年初の試みで、事前予約制駐車場の導入でということで、運営面のトラブルや利用者がいるのか不安を感じておりました。
実際に開催日が近づくと全ての駐車場が予約で埋まった日もあり、事前予約制の必要性を感じることができました。開催期間中もアキッパ様と現地スタッフの連携により、スムーズな入出庫が実現でき、事故もなく安心・安全な運営ができたことを感謝しております。
また、利用者の方はもちろん地元住民の方からも周辺の渋滞がなく良かったとのお声をいただき、ストレスなく運営できたことが、一番うれしく感じております。

最後まで読んでくださりありがとうございました!