こんにちは!akippaの森村です。
今回は前回公開した記事の後編!引き続き、Productチームの責任者兼BizDevチームの井上と、同じくProductチームのデザイナー、西田とディレクションを担当している鈴木へのインタビューとなっています。
前編はこちら
後編では、先行予約オプション(現:バリュープラス)のリニューアルについて聞いてみました!
森村
続いて「先行予約オプション」について伺いたいと思います。
「先行予約オプション」から「バリュープラス」へとリニューアルを遂げて、ぱっと見、すごく変わりましたよね!メインビジュアルもプラン内容も!
井上・西田
いや実はプラン内容は変わっていません。
森村
あれ?!?そうでしたっけ!!
西田
もともとプラン内容全体が少しわかりづらいというのが課題にありました。
私が入社したのが2019年なのですが、入社直後に先行予約オプションのチラシデザインを担当していて、その時から「先行予約オプションの見せ方を変えていきたいな」と思っていました。
西田
今回「先行予約オプション」から「バリュープラス」にリニューアルするにあたって、改めていいことづくしのプラン内容だと実感しました。だからこそきっちりそれがユーザーさまに伝わるように衣替えをしたというイメージです。
だから見え方は変わっても内容は変わっていないんですよね。
森村
すごい!!見せ方が変わるだけでこうも違うものなのですね。
特に料金プランの図は例えるなら、携帯会社の料金プランのようですごく見やすいです。
西田
そうですね、どうすればユーザーさまにとってわかりやすいかを意識してデザインを変更しました。
井上
今回のリニューアルではトップページのデザインは変更したものの、プラン全体の中身は変えていませんが、 リニューアル後は以前の2~3倍ほどユーザーさまがバリュープラスに加入してくれるようになりました。
同じものでもデザインひとつでこんなにも変わるということを皆さんに知っていただきたいです。
森村
これぞデザイン力!本当にすごいですね!!
わかりやすいのはもちろん、サイト上できちんとプラン内容について100%把握できれば、ユーザーさまも安心してバリュープラスを利用できますね。
井上
もう少し踏み込んだ話をすると、直近でバリュープラスを利用しているユーザーさまを見てみると、通勤・通学目的での利用がやはり多かったです。
以前から通勤・通学目的のユーザーさまも多かったのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、イベント需要が減り、さらに通勤・通学目的での利用が増えました。
井上
そして、通勤・通学目的のユーザーさまがなぜバリュープラスに加入してくれているのかを考えた時に「一足早く駐車場を予約できる」からではなく「駐車場を安く予約できる」からだということがユーザーさまへのインタビューなどで判明し、「お得に駐車場が利用できる」という見せ方に変更しました。だからプランの名称も「先行予約オプション」から「バリュープラス」に変更しています。
先行予約オプションと聞くと、どうしてもメリットは早く駐車場を予約できることだと捉えがちですが、バリュープラスにすることによって、様々なメリットがあることに加え、料金がお得だということが端的にユーザーさまに伝わったことも利用が増えた一つの理由だと思っていますね。
森村
確かに「先行予約」と聞くと日常的な駐車場利用というより、ライブやイベントなどのお出かけ時に活用できるイメージを持ちますね。
コロナ禍では、全く同じものでも日常的に使う方に向けての訴求が求められることがわかりました。
逆にコロナが落ち着けば、見せ方はもちろん、場合によってはプラン内容も変える可能性があるということですね。
井上
そうですね。
UI然りですが、その時々に合わせてakippaサイトに訪れる人に対して「伝えなければいけない情報」や訪れた人が「知りたい情報」に差し替えていく必要があると思っています。
森村
先ほどおっしゃっていた「akippaの価値」につながるところですね。
西田さんはどうでしょうか?
西田
先行予約オプションのリニューアルを提案して、バリュープラスという形にパワーアップさせようとした井上さんのセンスはいいなと思いました。
森村
いいチームプレーですね!良い施策と良いデザインがあってこそですね。
業務の話に戻るのですが、今後akippaでやりたいことがあれば教えてください。
西田
私はしばらくプロダクトから離れていたのですが、現在は久しぶりにプロダクトを担当しています。
プロダクトはサービスの肝であることや、私自身も取り組んでいて楽しいと思えるので、より良いものにしていきたいです。社外の人がakippaサービスを見たときに「akippaっていいプロダクト作ってるな」と言われたいですね。
森村
周りの人から「akippaさらに使いやすくなったね!」と言われるたびに、さすがだなあと思っていました。
西田
ありがとうございます、今後はさらにどこの画面を見ても完璧に満足できるようにしたいです。
着心地のいい服のように「akippaまた使いたいなあ〜」とユーザーさまに繰り返し思ってもらえるようにしたいです。
森村
着心地のいい服!いい表現ですね!
数々の歴史を経て、akippaのサイトはすごくいい感じになってきていると感じています。
西田
あと個人的なことで言うと 「センスの塊」を演じ続けたいと思っています。
入社してすぐの時、Experienceチームの荒木に「西田さんってセンスの塊ですね」と言っていただいたんですよね。
その言葉がすごく印象に残っていて。それ以降、akippaではセンスの塊を演じています。デザイン面でも「センスの塊としてどうか?」を常に考えて動くようにしています。
森村
いい言葉ですね!その言葉があるからこそ頑張れる、いい意味でプレッシャーを感じて責任持って動けますよね。
個人的にも西田さんのデザインはいずれかに「西田さん色」が出ていて目を引きます。
西田
言った本人はそんなに重たい気持ちで言ってないと思うのですが笑。
いい言葉だな、と思って受け止めています。
ということで、私はセンスの塊です。(ドン!)
森村
ぜひセンスの塊でいてください! 鈴木さんはどうでしょうか。
鈴木
アプリのUI・UX改善に取り組んでいきたいと思っています! ユーザーさまがより使いたくなるような、アプリを提供できたらと考えています。
森村
akippaがさらにパワーアップして使いやすくなることを楽しみにしています! 井上さんはどうでしょうか。
井上
プロダクトで言うと「広義でのMaaS」に取り組んでいきたいですね。
森村
広義でのMaaS、ですか。
井上
例えばなのですが、最近車を買い換えまして。
その車は全部オンラインでコネクテッドされていて、コインパーキングの満空情報もリアルタイムで確認できるようになっています。
そのようにに車のIoT化がどんどん進んでいて、そこにどうakippaを組み込ませていくかを早い段階で考えていきたいですね。プロダクトとして個人的にはその辺りにも切り込んでいきたいです。
森村
akippaも各社とナビ連携を実施したりしていますが、もっと様々な分野で連携したいですね。
井上
そうですね。
あともう一つあって、先ほどのMaaSでの取り組みもそうですが、Productチーム内で企画や検証、実装をしたりすることで事業をさらに大きくできるような体制にしていきたいですね。
そして開発組織も一緒に前を向いて進められるような形に持っていきたいです。
森村
なるほど、すごくわかりやすくて明確!
皆さんがakippaを今後さらに多くの人にとっての「“なくてはならぬ”存在」に変えていくことを楽しみにしています!!
いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
井上 直登
事業企画
新卒でドリコムに入社、新規事業の立案・推進、サービスのディレクター・プロデューサーなどを経験し、2016年7月にakippaに転職。akippaではディレクター、開発チームのマネージャーを経て事業開発系の企画職などに従事。
趣味は釣り。関西の釣り仲間を募集中。
西田 久美子
デザイナー
制作会社、飲食業界、IT企業とステージを変えつつ、10年以上デザイナー業務に携わる。2019年2月にakippaに入社し、現在は子育てをしながら主にakippaアプリのデザインを担当している。
特技はバイオリンで、一時期オーケストラにも所属。しかし練習をサボり続けたせいで現在はキラキラ星ぐらいしか弾けない。
森村 優香
広報
2013年4月に新卒3期生として入社。営業職で入社するも初日に「広報やってみないか」と代表の金谷に言われ断れず、以降ずっと広報を担当。特に関西では金髪広報として有名。
お酒が大好きだが、意外と23時には寝ていたいタイプ。全国の地酒制覇を目指し、47都道府県への旅行を計画中。