
こんにちは。広報の森村です。
今年もアキッパでは「ジゴロック2025」「LuckyFes 2025」「bonchi fes.FURANO 2025」など、さまざまな音楽フェスで公式駐車場運営をおこなっています。
そして今年、愛知県・刈谷市で初開催となる「KARIYA大演会」にて、公式駐車場運営を担当しました。
本イベントは、刈谷市の市制施行75周年を記念して企画されています。アキッパは「まち全体でフェスを盛り上げたい」という主催者の熱い想いに共感し、サポートに取り組みました。
詳細はこちら▼
「KARIYA 大演会」にてアキッパでの公式駐車場・シャトルバスの予約受付が決定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000538.000016205.html
今回はフェスでアキッパを導入いただいたきっかけや、当日の駐車場運営が実際どうだったのかについて「KARIYA 大演会」を企画・運営された刈谷市役所の花井さんにお話を伺いました。

森村
よろしくお願いいたします! 改めまして、今回市制施行75周年でイベントを企画・開催されたきっかけを教えてください。
イベントアイデアの募集があり最初は50個ほど提案がありましたが、そのなかで「謎解き街歩き」をプレイベントとして実施し、メインイベントとしてフェスを開催することになりました。
私自身、以前からフェスを開催したいという思いがありました。まちづくり団体とのつながりや、自身がバンド活動をしていることから音楽の知識もあり、これまでの経験を活かせる場面が多かったため、旗振り役として動きました。
花井さん
森村
ご自身もバンドをされていて、好きなことを仕事に活かす機会になったのですね。
そうですね。フェスを開催するにあたって、ある程度フェスやバンドの知見はあったので、そのあたりの知識は活かせたと思います。
花井さん
森村
イベントだけでなく、SNSの運営もすごく力を入れられている印象がありました。
SNS運営も含めてイベント全体を担われていて、本当にすごいと思いました。今回は刈谷市役所の若手の方が中心となり動かれていたと伺っています。
そうですね。私は今年35歳なのですが、他のメンバーは全員年下で、10人ほどのメンバーで中身を作っていました。
花井さん
森村
若いメンバーの皆さんが中心となって、これだけのイベントを作り上げたというのは本当にすごいです。刈谷に新しい風が吹き込まれましたね。
イベント当日の様子はいかがでしたか?
初開催でしたが、当日のクレームもほとんどなく来場者や近隣の住民の皆さまにイベントを受け入れていただけたと感じています。
花井さん


森村
来場者層はどのような感じでしたか?
まだ統計は取れていませんが、肌感ではかなり幅広い層が来てくださっていたように感じます。市内だけでなく県内外からの来場もありました。
花井さん
森村
市内の方だけでなく、他エリアからも多くの方が訪れることで、刈谷市の魅力を知っていただく機会にもつながりますね。
また、X(旧Twitter)で当日の様子も拝見していましたが、かなり盛り上がっていて見ているこちらもワクワクしました!
【ARTIST⑤】#reGretGirl#KARIYA大演会 #音楽フェス pic.twitter.com/8nrYKdAuzr
— KARIYA 大演会 (@kariyadaienkai) November 1, 2025
ありがとうございます!
ステージ前でフェスを全力で楽しむ方もいれば、後ろの方でグルメを食べながらゆったり音楽を楽しむ方もいて、幅広い層がそれぞれストレスなく自由に楽しんでいた印象です。
花井さん
森村
フェスによく行く方はもちろん、フェスに初めて来た方も楽しめる雰囲気は素敵ですね。 続いてアキッパについても伺えればと思います。アキッパを知ったきっかけを教えてください。
結構前のことで曖昧なのですが、ネットで検索して問い合わせメールを送ったのが最初だったと思います。その時にアキッパの大塚さんから連絡をいただいた記憶があります。
花井さん
森村
大塚からは、運営メンバーの皆さんが「地元を盛り上げたい」という熱意を持って準備を進められていて、とても感銘を受けたと聞いていました。
ありがとうございます。
背景として、会場となる亀城公園では毎年「桜祭り」が開催されており、よく渋滞が発生していました。
そうした経験から、フェスの開催検討をしていた段階で渋滞が課題として挙がっており、駐車場を事前予約制にすることで渋滞を防げるのではないかと考えたのがきっかけですね。
花井さん
森村
なるほど。構想段階から交通課題は念頭に置かれていたのですね。
アキッパは駐車場を事前予約できるので、早く来て駐車場を確保する必要がなく、アクセス時間の分散につながり混雑緩和にも期待できるかと思います。
実際、当日の駐車場運営はいかがでしたか?

来場者の方にもスムーズにご利用いただけましたし、トラブルもありませんでした。
周辺での渋滞もなかったですね。車で来られた方が比較的少なかったこともありますが、仮に来場者が増えたとしても、アキッパさんの運営なら問題なかったと思います。
花井さん
森村
そう言っていただけて嬉しいです!
周辺の交通混雑防止に向けて、アキッパでの駐車場予約以外の取り組みも検討されたのでしょうか?
はい。駐車場の事前予約に加え、電車はもちろんシャトルバスの運行など交通手段の選択肢を増やして分散を図っていました。
花井さん
森村
いろんな交通手段を充実させて渋滞対策に取り組まれたのですね。
とはいえ刈谷市は愛知県、車社会の印象があります。
車でのアクセスを想定した方が比較的多いイメージでした。
はい。大塚さんやイベント運営会社さんから「来場者の3分の1は車で来場する」と伺っていました。
さらに小さなお子さま連れの方や、最寄駅から距離があることなども考えると、近隣に駐車場をたくさん確保できてよかったです。
花井さん
森村
たしかにフェスに行く時は荷物が多くなりがちですし、友達同士で乗り合いで来られる方もおられますね。
今回のフェスでアキッパを導入して良かった点は他にありますか?
いくつかあります。まず特設ページをアキッパさんに作っていただけたことは非常に助かりました。
またアキッパは既存のサービスのため、予約システムや問い合わせ窓口が整っており、駐車場全般を一括してお任せできたのもありがたかったです。
花井さん

初めてのフェス開催で準備に追われるなか「駐車場運営」を任せられたのは非常に大きかったです。
花井さん
森村
駐車場運営をお任せいただいたことで、皆さまがほかの業務に集中できたのであれば嬉しいです!
あと当日の現場運営も心強かったです。警備員の配置や車両の誘導サポートなど、様々なイベントで培われたアキッパさんのノウハウを活かしていただけました。
花井さん

森村
アキッパでは公式駐車場運営をおこなう際に、開催前から当日まで現地でサポートをするケースが多いのですが、記念すべき第1回目のイベントでそこまで任せていただけたのは、信頼の証だと思うので本当にありがたいです。
色々と良かったことをお話ししましたが……一番の決め手は大塚さんの人柄ですね!
大塚さんだったからぜひお願いしたいと思いました。
花井さん
森村
それは嬉しいお言葉です!!!!
売り上げや利益が大切であることは前提にありつつも、大塚さんは「使命」として、イベント時の混雑解消や地域の方がスムーズに来場できる環境づくりに全力で取り組んでくださいました。
「お金のため」ではなく「来場者や地域のために」という姿勢で向き合ってくださっていたので、とても相談しやすかったですね。
花井さん
森村
企業として売り上げは必要ですが「困りごと解決企業としてどう向き合うか」という姿勢は会社としても大切にしている部分です。それが伝わっていたのは本当に嬉しいです。
では反対にアキッパに関して感じた課題などがあれば教えてください。
アキッパさんの課題というより、イベントに合わせた料金設定が難しかったです。
一般的な花火大会やフェスよりは安い価格設定だと思うのですが、フェスに行ったことのない市民の方も多く、料金に対しての理解や納得感は今後も慎重に検討したいと思いました。
花井さん
森村
フェスの駐車場の相場は、行ったことがある人にしか分からない部分がありますよね。
そういった方にも納得いただける設定が必要だという気づきは、今回の開催で得られた大きな学びですね!
今回は75周年の記念イベントでしたが、今後の継続も視野に入れておられるのでしょうか?
初開催で手探りの部分も多かったのですが、今後様々な面の課題がクリアできれば実施できるのではないかと思っています!
花井さん
森村
大変だとは思うのですが、私だったら地元にフェスがあるというのはすごく誇らしく思うので、ぜひ続けていただきたいです!
本日はインタビューのご協力、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
KARIYA大演会は、地元への強い思いと若い世代の熱量が形になった、まさに地域に新しい風を吹き込むイベントでした。
アキッパはこれからも駐車場運営を通じて、来場者の皆さまが安心して楽しめる環境づくりに取り組みます。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
森村 優香
広報
2013年4月に新卒3期生として入社。営業職で入社するも初日に「広報やってみないか」と代表の金谷に言われ断れず、以降ずっと広報を担当。特に関西では金髪広報として有名。
お酒が大好きだが、意外と23時には寝ていたいタイプ。全国の地酒制覇を目指し、47都道府県への旅行を計画中。