akippa入社の経緯を教えてください
母方の祖父が経営者だったこともあり、物心ついた時から「経営」に興味がありました。幼いながらに、株や経済の話をする祖父の姿に憧れていましたね。経営者と接することが多く、数字的なアプローチで経営に携わりたい、と思ったのがきっかけで、会計士を志しました。
会計士資格取得後のファーストキャリアは監査法人です。様々なクライアントを担当する中で、第三者側ではなく、当事者側に回りたいと思うようになり、転職しました。
ベンチャーとの出会いは、転職先で創業直後の会社を成長させる、というミッションを担ったのがきっかけです。医療・介護分野の会社で、「仕事を通じて世の中をより良くする」という強烈な原体験を味わいました。当時は何でもやりましたね。経理・人事・営業と経験しましたが、ライフイベントが重なったため、地元大阪に帰ることになりました。
前職の経験から、「世の中のためになるサービス」であること、また東京と大阪の情報や人材の差を痛感していたので、地元大阪を活性化させたいという思いで、「大阪発のメガベンチャー」を目指せる会社を探していました。ちょうどそのタイミングで代表の金谷に会い、akippaの経営理念や金谷自身の人柄に惹かれ、入社を決意しました。
入社してから今まで、どんな業務を担当されましたか?
現在は経理・財務・労務・総務・法務・内部監査を所管しています。特に法務はほぼプレイヤーとして従事しています。コーポレートアクションでは、資金調達なども担当しています。
入社してまず最初に、社内のデータ管理体制を整備しました。同時期に資金調達も経験し、右も左もわからない状態のまま、試行錯誤で取り組んだのを覚えています。資金調達後すぐのタイミングで決算対応もあったので、akippaのサービス、会社両面を早い段階で学ぶことが出来ました。
akippaは2017年に出版事業を売却しているのですが、その際は事業サイドに深く関わることができました。akippaのコーポレートをしっかり回しながらも、出版事業は事業を成長させてうまくイグジットさせることを念頭に動いていました。結果的にakippaのためにもなるアクションだったので、最後までやり切ったときの達成感はかなり大きかったですね。
ベンチャーの面白さはどんなところでしょうか?
アクションが数字にすぐに現れるところでしょうか。
私はマイナスをプラスにすることにやりがいを感じるタイプで、その中でも特に根本的に人の生活に関わるサービスに携わりたいと考えていました。
ベンチャーは会社としての余白が大きいので、会社の成長に合わせてスピード感をもって関われるのは楽しいですね。前職で会社の成長と共に社会へ与える影響度が目に見えて増えていく経験を出来たのは大きかったです。
一方で、akippaのビジネスとしての面白さはどんなところですか?
ビジネスとしての面白さはやはり、インフラである、という点ですね。事業の成長が世の中のためになっているということを日々実感出来ているのでやりがいを感じます。
また、今までになかった「駐車場を予約する」という概念を作っていけるところ、もっと言えば人の行動パターンを変えていくことができるのはやりがいを感じます。代表の金谷もよく話していますが、「困りごと解決企業が世界一になれば世界はもっと良くなる」ということに組織一丸となって取り組めています。今後はプラットフォーマーとして、オーナーさん、ユーザーさんにさらに気持ちよくサービスを使っていただけるようにしたいですね。
管理部門として描く今後の組織像を教えてください。
今後の組織の拡大を見据えて、さらに効率的に業務が流れるための仕組み化は必要だと思っています。極力シンプルな仕組みを作りたいですね。一定の統制を保ちつつも、個々人の裁量を大切にできる組織が理想です。
また、先ほど述べたように、「駐車場を予約する」という概念が新しいものなので、akippaにはパッケージ化された仕組みが存在しません。もちろんそこがakippaの良さですが、その分自分たちでゼロから作り上げていく必要があるので、管理部からは仕組み化という面でそれをサポートしていきたいですね。
会社として好きなところはどんなところですか?
akippaの武器はなんといっても「人」です。他の社員も口にしていますが、とにかく素直なメンバーが集まっているんです。普段から親身に話を聞いてくれたり、お願いしたことを誠実に対応してくれたり、そんな温かい人柄の方が多いですね。人柄もさることながら優秀な方が多く、日々刺激を受けながら働けています。今は将来に向けてルール作りや情報管理を行っている段階ですが、嫌な顔ひとつせず、体制強化に皆さんが協力的で、こちらから何か言わずとも働きかけてくれているのは嬉しいですね。
akippaを今後どんな会社にしていきたいですか?また管理部としてどう関わっていきたいですか?
会社としては、「大阪発メガベンチャー」として世界で戦える会社にしたいです。そのために管理部としては、攻守のバランスを取りながら、事業の成長にも関わっていきたいですね。大前提として守りを固めるのは必要ですが、それプラスアルファをいかにやっていけるか、というところが試されると思います。管理部で見つけたことをいかに経営にフィードバックしていくか、ということは意識し続けたいですね。
管理部ではどんな人が働いていますか?また今後どんな人に来てほしいですか?
管理部は、優しい人、責任感をもって最後までやりきる人、が集まっていると思います。
いろいろ大変な仕事も多いですが、事業の成長のため、途中で投げ出さず業務を遂行してくれています。感謝しかありません。
更に事業を成長させるために、正確性とスピードを兼ね備えた方に来ていただきたいですね。その上でakippaのサービスに可能性を感じ、是非ともファンになって欲しいです。またユーザー目線、オーナー目線でサービスに対して課題意識を持ち、管理部だけでなく、他部署も巻き込んでいけるような方が来てくれたら嬉しいですね。我こそは、という方のご応募をお待ちしています。
西野 将規
管理
大阪府高石市出身。会計士を目指し、監査法人に入社。その後事業会社の魅力に惹かれ東京のベンチャーに転職しキャリアを積むも、地元大阪へのUターンを決意し2016年5月にakippaへ転職。現在は管理部長としてakippaを厳しくチェックしている。
あまり知られていないが、特技は車庫入れ。