
こんにちは!
アキッパの広報担当の森村です。
アキッパでは2023年より、音楽フェスや花火大会など全国のイベントにて公式駐車場および周辺の民間駐車場を「事前予約制」として運営し、周辺の混雑緩和や駐車場不足解消などの地域の困りごと解決に取り組ませていただいています。
過去の取り組み事例はこちら▼
https://www.akippa.com/partnership
そして先日、8月16日・17日にクラサスドーム大分で開催されたONE OK ROCKのワールドツアー日本公演「ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025」。
ツアー初日ということもあり、2日間で約8万人を動員するなど大いに盛り上がったこちらのコンサートでも実はアキッパにて公式駐車場運営を実施していました。
ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 公式駐車場ページはこちら▼
https://www.akippa.com/oneokrock-detox-oita/
今回のakipediaでは駐車場運営の様子をお届けします。

■イベント開催時に浮き彫りになった渋滞の課題
「クラサスドーム大分」は2018年にサッカー日本代表戦が開催された会場です。試合当日は、試合前から多くのサポーターに加え、帰宅する地域住民や通行規制が重なったことで周辺道路が大渋滞となり、選手や観客の一部がキックオフに間に合わない事態が発生しました。この経験から、同施設でのイベント時には渋滞緩和が大きな課題となっています。
アキッパでは、同エリアで2024年に初開催された野外フェス「ジゴロック2024~大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL~supported by ニカソー」(以下、ジゴロック)にて公式駐車場運営を実施しました。完全予約制による交通分散に加えて現地での入出庫サポートや巡回、駐車券の事前発行のアナウンスなどの対応により、スムーズな駐車場運営をおこないました。
2025年の運営についてのインタビュー記事はこちら▼
関係者専用駐車場の運営で音楽フェスの新たな課題解決へ【ジゴロック2025】
https://akipedia.akippa.co.jp/person/post-6942
こうした実績が評価され、ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR大分公演では、主催者である株式会社ビッグイヤーアンツ 取締役チーフプロデューサー・永尾尚志氏よりご依頼をいただき、公式駐車場の運営を担当することとなりました。

永尾氏
以前から知り合いのイベント運営会社の方を通じてアキッパさんの実績を伺っていました。そこで今回のコンサートが決まった際にご連絡し、駐車場運営をお願いしました。
これまで問題なく運営していただいており、担当してもらえてとても心強く感じています。

■新たな運用ルールを考案し、各イベントに合わせた駐車場運営を実施
本コンサートでは、円滑な運営と周辺道路の混雑緩和を目的に、以下のような新たな運用ルールを導入しました。
・駐車場ごとに利用する高速道路ICを指定
・各駐車場での入庫時間をあらかじめ設定し、予約時間枠内での来場を案内
アキッパではイベントごとの特性に合わせ、臨機応変な対応を行うことで最適な駐車場運営を心がけています。その結果、計画通りに運営は進み、入庫時に各駐車場での大きな渋滞はみられず、開演前には周辺道路の混雑もほとんど見られませんでした。

本コンサートで交通関連など場外の統括である株式会社BASE CAMP 代表取締役 瀬口照国氏に、今回のアキッパでの運営について伺いました。

瀬口氏
「駐車場ごとのルート規制や時間指定など、さまざまな施策を取り入れていただいたことで渋滞対策につながりました。さらに駐車券が色分けされているので、現場の警備員による車両誘導も非常にスムーズになりました。
運営全般を通じて“アキッパに任せておけば完璧だ”と実感しましたね。
また、入庫時にはジゴロック開催時と同様、ほとんどの来場者が事前に駐車券を印刷して持参しており、スムーズな入庫につながりました。来場者の皆さまのご協力もあり、円滑な駐車場運営を実現できたことを改めて感じています。ご協力いただきました皆さま、ありがとうございます!


そして今回もアキッパメンバーは駐車場オープンからクローズまで運営本部にて公式駐車場全体の統括と、現場の視察や運用をおこない、利用者の方が安心して駐車場を入出庫できるようサポートをおこないました。

■利用者の声から見えた成果と新たな課題
1日あたり約4万人が訪れた今回のコンサート。
多くの方が車で来場されることが予想されるなか「より多くの方にアクセスの心配なくイベントを楽しんでいただきたい」という思いで駐車場運営に取り組みました。
その結果、入庫時は多くの来場者にスムーズに会場へ足を運んでいただいた一方で、出庫時には一部駐車場で混雑もありました。今回の運営で得られた気づきを活かし、アキッパでは今後もさらなる改善に努めてまいります。
実際に公式駐車場をご利用いただいた方からは、次のような声をいただいています。
・(会場から)これほど近く、すぐに予約できる駐車場があり、本当に助かりました。安心して行き来でき、最高のLIVEを楽しむことができました。巡り合わせていただいたことにも感謝しています。
・駐車場を事前に予約できたことで、遠方からでも安心して車で向かえました。会場まで近く、出入りもスムーズで良かったです。警備や誘導の方も暑い中ありがとうございました。
・心配していた入庫時の渋滞も全くなく、開演時間に遅れることなく到着できました。ドーム敷地内でわかりやすく、段差もなく停めやすかったです。金額は少し高く感じましたが、とても満足しています。アキッパの方々にも感謝です。
・今回初めて利用しました。大規模イベントなので渋滞は当然だと思い、早めに動いたのですがこのシステムに本当に助けられました。スムーズにライブを楽しめただけでなく、“アキッパ”という存在も知ることができ、逆に感謝しています。家を出てからライブが終わるまで、全く問題なくスムーズに過ごせました。ありがとうございました。
事前予約による安心感やスムーズな入庫対応についてコメントをいただいています。
最後に、本イベントを担当したアキッパのプロジェクト責任者・大塚のコメントを紹介します。

大塚
1日に4万人を動員する大規模イベントの駐車場運営を任され、「来場時の渋滞を絶対に発生させない」という強い使命感を持って臨みました。瀬口様との緊密な連携のもと、時間帯別の受け入れ計画を策定し、計画比9割を超える精度で来場時間の調整を実現できました。これもひとえにご来場者様のご協力があってのことと、心より感謝申し上げます。
一部駐車場では出庫時の混雑が見られたため、今後は出庫時の混雑緩和にも注力し、より円滑な駐車場運営を目指してまいります。
アキッパはこれからも、駐車場を通じてリアルの“あいたい”を世界中でつなぐサービスを目指して取り組んでいきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
